お知らせ
2020.09.30
ブログ
【職員研修】特別支援
7月から月一回午睡時間を使って、1〜4年目の職員を対象に特別支援担当の職員が計画を立てて研修を行っています。特別支援の観点から保育を見直し、子ども達にとって分かりやすい環境作り、声掛けの仕方や対応を行えるようにする為です。
1、2回目は特別支援の基礎
・特別支援教育の歴史
・発達障害について
・特別支援の考え方
の復習を1年目の職員と行いました。
3回目は今月初めに1〜4年目の職員と行いました。
・インクルーシブ教育
(障害のある子どもとない子どもが共に教育を受ける事で「共生社会」の実現に貢献しようという考え方)
・ユニバーサルデザイン教育
(障害の有無、年齢、性別、人種等にかかわらず、すべての子どもにとって分かりやすい教育、環境等を目指す考え方)
・合理的配慮
(障害のある人の人権が障害のない人と同じように保障されるとともに、教育や就業、その他社会生活において平等に参加できるようそれぞれの障害特性や困りごとに合わせて行われる配慮)
上記の復習をした後、ワークを行ないました。
実際に今行っている保育や保育室の環境、子ども達への対応の仕方を他保育園のユニバーサルデザインを取り入れた物的環境を例に照らし合わせていきました。今できている事、まだ足りていない部分を確認する為です。
特別支援の観点から保育や環境、子ども達への対応や声掛けの仕方を振り返る事で子ども達が困っている部分や難しい部分に気づき“どうしたら分かりやすくなるか”を考えるきっかけになったようです。
これからも子ども達の状態に合わせた支援を行い、より良い保育ができるようにしていきたいと思います。
文責:南