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2020.09.25

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はなび、どーん!〜うめ組〜

暑さも少しずつ和らぎ、涼しい風を感じる季節になりました。心地よい気温の下、園庭・室内で元気いっぱい遊ぶ子ども達。今回は”子ども達の興味から広がった活動“についてお伝えします。

夏ということもあり、季節を感じられる花火の絵本を読むと「こないだしたよ!」「はなびだ!」と口々に言っていた子ども達。そこでその絵本をコピーして保育室の壁に貼ってみることに!

すると絵本を読んだ時にはそこまで興味を持っていなかった子も「きれい!」「ぴかぴか!」と指を指しながら見る姿がありました。

数日が経ち子ども達の中で花火への興味を持つ子が増えたこともあり、そこから活動へ繋げました。

うめ組では6月頃から絵の具を使っての感触遊びをしていたので今回はその絵の具を使って活動を行いました。また、まだ直接触れる活動は行っていなかったので子ども達が無理なく楽しめるよう紙コップをスタンプのようにし、触らなくても楽しめるような工夫をしました!

さっそく活動へ!

少人数の中でじっくりと楽しめる環境や花火ということもあり、黒い紙を用意。普段とは違う色の紙に興味津々の子ども達。最初は絵の具の感触が苦手で指で触ることに抵抗を感じる子も多くいましたが保育士が一緒にしながら紙コップを使って遊び込んでいくうちに指先で絵の具に触れたり手についた絵の具を気にせずダイナミックに描いたりする姿が見られました。

つい、作品としての完成度を意識するあまり「こうした方が綺麗なんじゃない?」「綺麗なままおしまいにしようか」と大人は声を掛けてしまいがちですがこの年齢の子ども達にとって大切なのはその素材をいかに楽しむことができたかなのではないかと思います。3歳未満児のうちに様々な素材や感触に触れ、満足するまで思いっきり楽しむことで3歳以上児になった時「これをするときには紙より画用紙がいいよ!」「この色混ぜたらきれいになった」など自分で考え遊びを発展させる力が身につくのではないかと思います。

今後も普段の保育の中で興味を持ったことを存分に楽しめる環境を提供しつつ、1歳児の子ども達なりの表現を大切にしていきたいです。  文責:濱川

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