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2020.09.17

ブログ

日頃の備えの大切さ

6月20日(土)に行われた救命救急法の研修から、二ヵ月と少し経過しました。その間、研修の振り返りや設備の見直しを行いました。

今回のブログは、どのような振り返りや見直しを行ったかご紹介したいと思います。

 

研修の振り返り

研修の内容につきましては、こちらをクリックしてご覧ください。

この研修を終えて、まず各職員が振り返りを記入しました。振り返りの内容は2点。

①事前資料を見て感じたこと、学んだこと(保育室や戸外で事故に繋がると予想される場所)

②施設内で実際に救命救急や緊急連絡を行う立場になった際に、施設内で必要だと思われる物

 

研修にて、救命救急シミュレーション(『室内で子どもたちが遊んでいたところ、子どもが倒れている。反応がない。』という想定で行う模擬練習)をしたおかげで、職員一人一人リアルな想定を持ちながら振り返ることができました。

設備の見直し

研修・振り返りを経て、施設内の設備の見直しを行いました。具体的には、下記の通りです。

 

①各クラスに感染防護具(人工呼吸に使用する物)を備える。

各クラスの避難袋、業務用携帯とセットにしました。


 

②2階で事故が発生した際にすぐに園庭へ助けを求められる器具を設置。

園庭や保育室に人が多くいる午前中、内線が通じなかった場合肉声では助けを求める声が届かない可能性があります。

そのため、職員室に備えていたメガホンをリズム室へ移しました。

 

③電話の近くに救急隊等へ伝えることをまとめたマニュアルの紙を置く。

本機の近くにのみ貼っていたものを、子機の近くにも増やしました。

 

④各クラスに心肺蘇生の流れについてまとめた紙を掲示。

緊急時、落ち着いて対応できるよう準備しました。

また、対応が視覚的に分かる心肺蘇生法補助手袋を購入しました。

 

⑤救急車に乗る際必要な情報を一つの書類にまとめる。

現在、保護者の皆様にご協力を頂き製作中です。救急搬送される事態にならないことが一番です。しかし、万が一の際にお子様の為必要な情報を正確に伝えられるよう備えておきたいと思っています。

 

⑥散歩、園外保育などの際に必要な道具を揃えたバッグを準備する。

外出時の事故、被災を考え準備しています。

 

日頃の備えの大切さ

先日、幼児がブドウで窒息し死亡という痛ましい事件が発生しました。小さなヒヤリ、ハッとした気付きが大きな事故に繋がっていきます。

設備面での日頃の備えは勿論大切です。それに加え、職員の意識という日頃の備えも重要だと改めて思いました。

小さなヒヤリハットも共有し、原因や対策を考える事。危険を予測し安全に配慮した見守り、保育を行う事。

大切なお子様をお預かりする保育士として、危険に対する意識を常に持ち、職員同士声を掛け合っていかなくてはと改めて思いました。

今後、園庭の安全点検を、職員全員で実際に見て回りながら行う予定も立てています。 櫻田

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