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2020.09.01

ブログ

さくら組 氷に親しむ夏

 

梅雨が明けた頃。

「今年の夏にしたいこと」

これをテーマに発表してもらうと、昨年までの経験からすいかわり、そうめん流しなどの行事、水遊びやジュース・アイス作り、祭りなど数多くの項目が出ました。

 

中でも1番多かったのが

「かき氷作り」

これをきっかけに様々な形で氷に触れ、存分に親しんだり遊びの広がりが見られました。

 

かき氷作り(第一回)

かき氷の作り方について調べ、紙にまとめた子たちがサークルタイムで発表し共通理解の場を設けます。

 

シロップの味について、各々食べたい味を出し合いその中から決めることに。

希望を聞き、1番票が多かったのはいちご味でしたが、

 

「でも今の時期スーパーに売ってるかな?」

 

旬を意識してのひらめきの言葉です。再度みんなで考えなおし、今回は2番目に多かったカルピス味にすることになりました。

 

かき氷作りでは、意欲的に声をかける姿もあり、氷を削る人・機械を押さえる人・落ちてくる氷をみる人など自然と役割分担ができていました。

振り返りの中で、美味しかった!という思いのほかに、次は違う味が食べたい、おかわり1回しかできなかったから次はもっと氷を作っておかわり2回するという改善点を生かし、第二回目!

 

かき氷作り(第二回)

シロップの味は今が旬、夏の果物にスポットライトを当て、すいか味に決定!

 

「すいかをどうやって液体にしようか」

 

すりこぎでつぶす、ざるの上だと種が残って良い、これまでの経験を踏まえて考え、切る・つぶすに分かれ、薄く・小さく切ったり力加減を考えたりそれぞれ工夫する子どもたち。

 

液体になると喜びから歓声が上がります。想像していたよりすいか本来の味を感じることができ、こどもたちが自分で味をきめたこと、「薄いけどおいしい」薄いから失敗ではなく、それでもおいしいと満足げな様子でした。

 

 

また、かき氷を作ることと同時に、

「氷といえば!去年花紙を入れて氷作って遊んだよね!」

とふと思い出したようで、氷・色水遊び、それらが以前から興味を持っていた紙作りへと広がりました。

遊びの中で「涼」を感じられた夏、氷に親しむ夏となりました。文責:市来

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