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2020.08.29

ブログ

もも組〜おめでとうの気持ち〜

  猛暑が続くこの頃。子どもたちは暑さに負けず園庭にて水遊びやスイカ割り、そうめん流しと夏を感じられる遊びを楽しんでいる姿が見られます。

スイカ割り


そうめん流し

 先日、ももぐみのYちゃんがお誕生日を迎えました。もも組のみんなでお誕生日会をした際、子どもたちはYちゃんのために折り紙でお花を折ったり、お絵描きでメッセージを伝えたりと様々なプレゼントを準備しました。

 こども園の先生から腕時計の折り方を教えてもらい、さっそく自分で折ってプレゼントしている子どもの姿もありました。


 女の子にプレゼントするということから、ハートを折っていたHくんや、お花を作っていたRくん。Yちゃんに喜んでもらいたいという思いが伝わり、とてもほっこりしました。

  

 

 折り紙で腕輪を作っていたY.Iちゃん。Yちゃんの手首に入るかな?大きすぎないかな?と実際にYちゃんの手首に通して調整しながら作っており、Yちゃんのために作ってあげたいという思いが伝わる瞬間でした。
 

 

 その他に、紙飛行機や手裏剣など自身が遊びやすい物をプレゼントしている子どもたちもいます。自分がもらって嬉しい物を考えて作ったのだな、と微笑ましく感じました。

 
 絵のプレゼントでは、自分とYちゃんが寄り添う姿の絵を描き、「お誕生日おめでとう。」などメッセージを添えてプレゼントしていました。また、Mちゃんは伝えたい、書きたい想いが溢れた長文のメッセージを送っていました。

 

 

 誕生日会のなかでの質問コーナーでは、Yちゃんに「何色が好き?」や「好きな食べ物は?」などYちゃんのことを知ろうとする姿があり、友達への興味・関心が高まってきているように思います。

 幼児期までに育ってほしい10の姿の中に「思考力の芽生え」があります。
 自分の気持ちを伝えながら、友達の気持ちを考えようとする。友達の気持ちに気付き、自分はどうしたら良いか改めて考える。そのことにより「思考力の芽生え」へと繋がります。


 誕生会にて、普段の友達との関わりから、相手の好きなことや好きなもの等を知り、相手が喜ぶ姿を想像しながらプレゼントを考える姿をみることができました。

 子どもたちにとって、お祝いの気持ちを込めながら自分自身の思いを相手に伝えるきっかけとなる、誕生日会。同時に、お祝いされた子もたくさんの幸せな気持ちをもらえる誕生日会。これからも、祝う楽しさ、祝われる嬉しさを感じられるような誕生日会を行っていけることを楽しみにしています。
文責 関

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