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2020.06.27
ブログ
1.2歳児クラス 遊びの段階
入園、進級してもうすぐで3ヶ月。環境にも慣れ、それぞれ好きな遊びを見つけて楽しむ姿が見られるようになってきました。今回は私が主に入る1、2歳児クラスの遊びの段階についてお伝えしていきたいと思います。
【うめ組】
5月に担任がブログでも紹介していましたが、1人遊びの段階です。気になる物に積極的に触れて関わったり、保育士や他の子が遊んでいる姿をじっと観察しています。そこから見様見真似で同じ事をしてみる『模倣』がよく見られます。
また、絵本を見て食べ物が出てくると「いただきまーす」とつまんで食べる真似をしてみたりと日常の生活を再現する遊びや携帯電話と同じくらいの大きさの積み木やブロックを見つけると「もしもし〜」と電話に見立てる『見立て遊び』をしています。
そして、高月齢の子を中心に友達への興味が出てきています。“さんぽ”の曲を流すと今までは保育士と手を繋いで歩く事が多かったのですが、自ら友達を探して手を繋ぎにいくようになりました。また絵本の果物をつまんで友達に食べさせてあげたりする姿も見られます。
【ゆり組】
『見立て・つもり遊び』が盛んに行われています。
うめ組の子ども達と同じように生活を再現する遊びが見られますが、人形やぬいぐるみをお世話する時にも積み木を哺乳瓶に見立ててミルクを飲ませたり、布団をかぶせてトントンして寝かしつけをする等よりイメージが豊かになっているのを感じます。
また、言葉が増えたり、友達との関わりが出てきて、お母さんやお父さんになったつもりで「行ってらっしゃい」「ただいま」「ご飯できたよ」等やりとりを楽しむ姿が見られます。
ブロック等を使って掃除機やヒーローの剣を作り、作った物で遊ぶ姿が見られます。
まだ、イメージした物を共有したり、言葉で伝えあったりする事が難しい部分があるので、ままごとでは全員がお母さん役だったり、一緒に戦いごっこをしているように見えて、それぞれが好きなヒーローになりきって自由に動いていますが、少しずつ『ごっこ遊び』への入口まで来ているのだなと感じました。
子ども達が十分遊び込めるように遊びの様子を見ながら必要な道具を準備したり、環境を整えていきたいと思います。(文責:南)