お知らせ
2020.05.25
ブログ
さくら組 紙人形への興味
「紙人形劇みんなに見てもらいたいな〜」
一人の子が家で作った紙人形劇を披露してくれた7分間。
その間見ている子どもたちは誰ひとり話し声も聞こえないほどくぎづけで集中しており、終わると「どうやって作ったの!?」実際にペープサートを触ったり、「今から作りたい!」と興味を示す子も。
色画用紙があることを伝えると、早速絵を描いたり細かく切って貼っていき作ります。
イメージを共有し作っていく中で、ハサミを使う・絵を描くなど自分で苦手だな、難しいと感じた際に友達に言葉で伝え、お互い協力し合いながら取り組む姿が多く見られました。
作ることを楽しんだり、作ってないけど演じてみたいなど
【作る・演じる・観る】魅力を感じるタイミング、姿はひとりひとり様々ですが、
はじめは女の子数名だったブームもラプンツェルや恐竜など、各々親しみのある物語、好きなものを通し気付けばクラス全体へと広がってきているところです。
ペープサートを作ることを存分に楽しむ姿が見られ、一つの机を準備すると室内の一角では自然と紙人形劇遊びが始まっていました。日常生活で経験したことを取り入れたり、友達の言葉に耳を傾けその場で動きや言葉を考えながら演じる。登場人物の気持ちなどを捉え、遊びを通して想像力が広がることと思います。
見ている側から「話が長い」「声が聞こえない」など感想を伝える姿も見られ、
お客さんがもっと楽しめるにはどうしたら良いだろうか、取り組み、振り返りを繰り返し
「他のクラスへ見せにいきたい」という声も出てきています。
先日は、もうすぐ誕生日の友達をどのように祝おうかみんなで考え、
「紙人形劇が好きだよね」「どんな話が喜ぶだろう」(買い物に行って可愛いドレスを着る、保育園でみんなでハッピーバースデーの歌を歌う)
など初めてオリジナルのストーリーを考える機会となりました。
子どもたちが主体的に活動するため。子どもたちの「いま」の姿に目を向け、どう広がるか活動の広がりを予測しながら
環境を整えること、時に助け舟を出しながら一緒に考えることを大切に一緒に学ぶ日々です。文責:市来