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2020.05.19
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コロナに負けるな🦠!【ゆり組】
ゴールデンウィークも終わり、緊急事態宣言も解除されたもののまだまだコロナウイルスには気を付けなければなりませんね。私も思い切り外に出て、お出かけしてリフレッシュしたいです。子ども達も頑張っているので、あと少し私たちも頑張りたいと思います。
さて、錦ヶ丘保育園には保健計画というものがあります。1ヶ月ごとに保健に関する目標が分かりやすく提示してあります。
今月の子どもの目標が【しっかり手を洗いましょう!】でした。コロナウイルスが流行している今、手洗いうがいの基本が大切だと感じます。石鹸も“よく泡立てて”洗う事が有効的と聞いたので、自分で泡立てる事が難しい未満児は固形石鹸をやめ、ポンプ式の泡で出るタイプに変更しました。しかし、すぐ泡で出てくる事が面白くなってしまい、手を擦らずにすぐに流してしまう子がとても多かったです。
そこで、保育士から手洗い指導を行い手洗いの大切さを伝える機会を設けました。まず、手洗いの動画を子ども達に見せました。音楽に合わせて楽しく手洗いができる動画で、子ども達も楽しみながら真似をしていました。音楽もクセになるリズムで動画が終わると「もっかい!もっかい!」と何回も見ていました。
次に3人ずつ子ども達を呼び、赤い絵の具を手の平・手の甲・指・手首につけました。「いつもはバイキンさん見えないように隠れているんだけど、今日は私が魔法かけて見えるようにするね」と声をかけて絵の具をつけました。そしてバイキンがついたままの手で「さあ、おやつ食べよっか」と声を掛けてみました。視覚的に汚れていると分かるのでみんな「嫌だ!」と拒否します。「じゃあどうしよっか〜…」と声を掛けるとすぐに「手洗う!!」との声が。自発的に手を洗えるように声かけも工夫しました。
そして、いつものように泡のハンドソープを一回、手の平に出し洗ってもらいました。いつものように手を擦らないで泡を流してしまう子はもちろん汚れはとれません。先程見せた動画をもう一度見せると、見よう見まねで手を洗っていました。
しかし、いつも手の平だけで済ませてしまう子ども達。手の甲や手首の汚れがなかなか落ちずに苦戦していました。そのときは、保育士が手を添えて「こうすれば落ちるよ」と教えながら行いました。
手を洗い終わっても、タオルで拭くのを忘れてしまう子も数名います。手を拭くまてが手洗いなのでそこまてしっかり寄り添い、教えていきました。
手洗い指導が終わったら、天気も良かったので戸外へ行き思い切り遊びました。そして、給食の時間になり、手を洗う時がきました。どう変化してるかなとみていると「おねがい♪おねがい♪」と軽く口ずさみながらしっかり手を洗っている子がいました。いつもすぐに泡を流してしまう子も、しっかりと手を擦って洗っている姿が見られました。
手洗い指導を行い、子ども達の中で少しずつ意識が変わってきたと実感しています。ぜひお家でも動画などを見て手洗いを楽しくしてみて下さい! 春成