お知らせ
2020.05.01
ブログ
新しい環境
春だけど、なんだか心が晴れない日が続いていますね。緊急事態宣言、不要不急の外出、自粛ムード…とテレビでは同じような言葉ばかり耳にします。早く、この不穏な空気が消え去ることを心から願うばかりです。そんな中、淀んだ気持ちを和らげてくれるのは子ども達。いつでも笑顔で、やりたい遊びを心から楽しんでいる姿にホッとします。
4月は、入園・進級に伴い新しい環境等で子ども達の心も少し浮き足だってしまいがちですが、今年の3.4.5歳児クラスは前年度クラスからの生活の流れなどを大きく変えずに、新年度を始めることを心がけました。
もも・さくら組は引き続き、給食と午睡は一緒に過ごす(現在、感染予防のため各クラス)ことで子ども達も落ち着いて過ごし、外遊びでも一緒に遊ぶ姿をよく見かけます。そして、前年度から引き続きの縄跳びなどの遊びがさらに展開・発展し、跳んだ回数を自分達で記録したり、子どもだけで長縄を回すことも上手になってます。長縄から一人でする縄跳びにも移行しつつあります。後ろ跳びを習得する子も。跳んだ回数を記録することで、お互いにどれだけ跳んだか意識し合う様子も。クラスを越えて遊び・活動を楽しんでいるようです。
きく組は、前年度クラスからオモチャ等をそのまま持ってきて、遊びの環境があまり変わらないよう担任が保育室の環境構成を工夫していました。担任の体制が、ゆり組までは4人体制でしたが、きく組になったら2人もしくは3人体制に。私自身、もも・さくら組に入ることが多いので、給食から午睡にかけて慌ただしくなっているのではないか…ときく組の様子を見に行くことが時々あるのですが、お手伝いはほとんど必要ないくらい落ち着いています。担任数の減りも子ども達にはあまり影響はないようです。担任一人はゆり組からの持ちあがりなので子どもにとっては「知っている先生」という安心感もあるのでしょう。そして、担任同士がお互いに細目に連携を取り保育を行っているのを感じます。子ども達も安心できる十分な保育士の見守りがあるから、新しい環境にもあまり動じることなく安心して過ごせているようです。
今年度も、子ども達にとって安心できる環境でスタートできました。この状態を継続しながら、日々少しずつ変化していく子ども達の成長や発達・興味・関心に合わせながら、保育士が環境構成や遊び・活動に変化と新しさを加えながら保育を進めていくことでしょう。これからの子ども達とクラスの雰囲気がどのように変わっていくのか楽しみです。
新しい環境といえば…
私、今年度からアフタースクールでも週に2.3回勤務しています。(未満児リーダーの古市も一緒に。) ほとんどが卒園生で顔見知りの子ども達とはいえ、流れや仕事内容などか保育園とは違うので、私自身少しバタバタと落ち着かない4月でした。でもそれ以上に落ち着かない状態なのは子ども達。学校が始まったかと思えばまたもや休校で変更ばかり。生活の流れも日々大きく変動し、戸惑ったり不安になったり落ち着かない日々を過ごしています。連休明けもどのようになるのやら…。この状況に対する子ども達の戸惑いや不安を少しでも軽減できるよう、アフターでは安定した生活リズムを整え、子ども達がどのように過ごしたいのか、何をしたいのか、一人ひとりの要求や欲求に耳を傾け、少しでも快適に過ごせるよう配慮や工夫を心がけたいと思います。
4月始めに、アフターの保護者の方から『保育園の先生がいてくれるから、安心です。』という、言葉をいただきました。その言葉通り、子どもも保護者も安心できるアフタースクールの環境作りに努めていきたいです。
その中で、保育園・アフタースクールの子ども同士の交流も深められるような遊びや活動も考えていきたいと思います。(文責 : 以上児リーダー中江)