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2025.08.30
ブログ
生き物飼育を通して~もも組(4歳児)

もも組の子どもたちは生き物が大好きで、クラスでいろんな生き物を飼育しています。現在はカブトムシやクワガタ、メダカを飼育中です。
これまでも園庭で捕まえた青虫を育て、飼育していた4匹の青虫すべてがさなぎになり、蝶となって巣立っていきました。日々観察し、成長を見守っている子どもたち。毎日の餌やりなどお世話は欠かせません。メダカの水替えも保育者と一緒に定期的に行なっています。
生き物の飼育を通してのねらいとしては以下のような点があげられます。
・生命の尊さや儚さを感じ、命を大切にする心を育む
・お世話をすることで、責任感や役割意識を養い、他者への思いやりを育む
・生き物の生態や特徴を観察し、自然に対する好奇心や探究心を深める
クラスでの生き物の飼育をきっかけに家でも飼いたいという気持ちが芽生え、実際にカブトムシやクワガタを飼い始めたというご家庭もあるようです。
日課のように生き物コーナーのところにしゃがんで観察し、「ゼリー、全部食べてる」「クワガタいないけど、土の中でねてるのかな」と保育者や友だちに知らせる子どももいます。
このように愛着をもって毎日お世話していますが、「死」に直面することもあります。
ある日、虫かごの中でひっくり返っているカブトムシや水槽の底で動かなくなっているメダカを子どもたちが見つけることがありました。
そのような時、保育者は「なんで死んだのかな」「かわいそう」と子どもたちの感じた気持ちに共感しています。子どもたちからは、「土に埋めよう」「お墓作ってあげよう」などの提案が生まれ、一緒に園庭へ。「みんなが踏まないところがいい」「ここは土が硬いからダメだ」など考えながら埋める場所を決めました。
「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」には、「身近な動植物に心を動かされる中で、生命の不思議さや尊さに気付き、身近な動植物への接し方を考え、命あるものとしていたわり、大切にする気持ちを持って関わるようになる」とあります。
私たち保育者は、子どもが「身近な動植物に心を動かされる体験」や「生命の不思議さや尊さに気付く体験」をどのようにできるのか、考えていきたいものです。
もも組にいる生き物たちをこれからもクラスの一員として大切にしていきます。
文責:白澤
引用文献:「保育内容 5領域の展開」〜保育の専門性に基づいて〜 高山 静子