お知らせ

2023.12.13

ブログ

〜ゆり組(2歳児)〜サンタさんくるかなー?

きっかけ💡

1人の子が、きく組に飾ってあるクリスマスの塗り絵を見て「あれしたい!」と教えてくれました。

その日の夕方、クリスマスの塗り絵をすると塗り絵の中にあった【クリスマスリースとツリーを作りたい!】と教えてくれた子がいたため、今回はみんなでクリスマスリースとクリスマスツリーを作る事にしました。

クリスマスリース製作〜絵の具〜

丸く切った画用紙に緑と黄緑の絵の具を塗ると、みんな余白がなくなるまで塗ることを存分に楽しんでいました。また塗る途中、目の前で黄色と青を混ぜ緑を作ると「うわー!なんでだろー!みどりになった!?」と色の変化に驚きをかくせないこどもたち。他にも絵の具の分量によって色が少しずつ違うという事にも気づいている子もいました。

今回の絵の具では色の混ざりや変化に気づくことができていたり、子ども達が思い思いのままに表現を楽しんでいて、表現力や想像力といった感性を養うことができていました。またのりやスライムとは異なった、絵の具独特のぐにゅっとした感触を、表現遊びだけでなく感触遊びとしても取り入れられることができていました。

クリスマスリース製作〜シール貼り〜

各々が描いたリースにシール貼りをしました。シール貼りでは台紙からシールを剥がすことに苦戦しながらも、自分の貼りたい場所に貼り出来上がると嬉しそうに見せてくれました。

シール貼りでは、繰り返すことで指先の器用さを養えます。指先をコントロールする力は、折り紙やお絵かきなど今後の活動に大切になってくる力です。また集中して遊びに夢中になれるのもシール貼りのいいところです!

シール貼り は大人にとっては単純な作業に見えますが、このように子ども達にはメリットがたくさんあります。

 

子どもたちが自分から「やりたい!」と思ったことはワクワクと心が躍り、その事柄をやり遂げたときには大きな達成感を得ることができます。

取り組むときのワクワクと達成感は、その「取り組んだこと」にとても良い印象を与え、「またやってみたい!」「やりたいことに挑戦したら成功したぞ!」というポジティブな成功体験に繋がっていきます。これからも子どもたちの「やりたい(好奇心)」を「もっとやりたい!(向上心)」へと繋げられるよう、子どもたちに寄り添った保育を心がけていきたいと思います。    文責:永井

参考文献:10の姿で保育の質を高める本 (これからの保育シリーズ) 汐見 稔幸

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