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2023.07.10

ブログ

もも組(4歳児)梅仕事

梅仕事をしよう!

 園庭でたくさん実ったうめを使い“梅仕事をすることになりました。

梅を使って何をつくりたいか?みんなで話し合いました。

「梅ジュース作って飲みたい!」

「きく組のときに食べたかき氷はどう?(梅シロップ)」

「梅サラダが食べたい」

「梅ピザが食べたいな」と、子どもたちらしい様々なアイデアが飛び交いました。

その中で実際に行ったクッキング内容をお伝えします。

 

梅ジュース作り

 

梅のヘソを取り除くことから始めます。指先を器用に使い、集中して取り組んでいました。後から来た友達にも自然とヘソの取り方を教えてあげるなど思いやりの気持ちが育まれています。

爪楊枝でりんごに見立てたり、ペロペロキャンディに見立てたりと感じたことを友達と表現しあう姿もありました。

 

梅と砂糖を交互に入れて、毎日混ぜながら1ヶ月ほど待つと完成!

子どもたちが見える位置に置いていたことで、「まだかな〜?」「蓋あけた時甘い匂いするね」と気づきを得ながら、「いつ飲めるの?」と待ち遠しい様子でした。

 

できあがった梅ジュースは、運動会前日にみんなで頑張るぞ!の気持ちをこめて「かんぱ〜い!」

とても美味しく、何度もおかわりをしていました。

 

梅ジャムでピザを作ろう♪

 

梅を2キロ測ることからスタート!計りを見る子、美味しそうな梅を選ぶ子と自然と役割分担ができており、数量を意識しながら協力して進めていました。

 

ヘソをとり、沸騰したお湯で梅を柔らかくしていると「なんか匂いがする〜」と子どもたちが匂いを辿って近くまで来ました。柔らかくなった梅を砂糖と混ぜ合わせると「甘い匂いになった!」と匂いの変化に気づく姿も!

種と身を分ける作業では、硬い梅から柔らかい梅へと変化したことで触覚の違いを味わうこともできました。

 

出来上がった梅ジャムをピザ生地に塗って、梅ジャムピザの完成♪

こんがり焼いたことで「キャラメルの味がする」と味覚を楽しんでいました。感性豊かな子どもだからこそ得られる様々な感情にほっこりとした気持ちになりました。

梅仕事からのクッキングを通して、梅の様々な調理法を知ることが出来たとともに、視覚・嗅覚・味覚と五感をフルに使うことで感じたことを言葉で表現することにも繋がりました。自分の気持ちを言葉で表現する楽しさを味わえるように、心が動かされる体験の機会を多く設けていきたいです。

 

ピザの次は「梅ゼリー食べたいな♪」との声があがりました!

今後も、子どもたちのつぶやきを拾いながらクッキングを通して何を感じ、どう表現していくのかという一人ひとりの感性を大切にしていきたいと思います。

 

文責:関

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