お知らせ
2023.07.04
ブログ
令和5年度 錦ヶ丘プラス+運動会
6/24(土)に新型コロナウイルスが5類移行となってから、また、錦ヶ丘保育園から錦ヶ丘プラス+になってから初めての運動会が行われました。当日は260名余りの保護者や関係者の皆様が来場してくださり、皆様の温かい応援に包まれながら無事に終えることが出来ましたことをお礼申し上げます。
~運動会を迎えるまで~
当日を迎えるまでに、計4回の全体通し練習を行ってまいりました。
どの競技も子ども達が「こうしたい!」と内容を決めたり、いくつかの選択肢の中から「これならできる!やってみたい!」と選択したりしたものばかり。子ども達の思いを汲み取り、それを形にしていくことは大人にとっても試行錯誤の連続でした。通し練習終了後、職員で振り返りの時間を設け、競技の様子や時間配分、職員の動きや流れの確認などを話し合い、よりよい形を見つけていきました。
全体練習では気持ちが昂ぶるあまりに力が入り、うまくいかずに残念そうな表情を見せる時がありました。逆に、みんなの前でうまくできたことから自信がついたり、嬉しい気持ちからますます意欲が高まったりと明るい表情を見せる時もありました。
全体を通して言えることは「子ども達みんなが運動会を楽しみにしていたこと」です。
練習に取り組む表情は、笑顔で溢れ、じつにイキイキとしていました。身体を動かすことが大好きな子もそうでない子も、その雰囲気にワクワクしている姿や、応援グッズを作って一生懸命友達のことを応援する姿など、日常の保育では見られない新たな一面を垣間見ることができました。
~運動会当日の様子~
さくら組(5歳児)の「応援団・バルーン」は、さくら組全員一致で一番始めに「やりたい!」と声が上がった競技でした。最後にキラキラボールが打ち上がったかっこいいバルーンに、早速もも組(4歳児)の子ども達は憧れを抱いていました。きっと来年は嬉しそうに挑戦することでしょう。
生まれて初めての運動会に参加するゆり組(2歳児)の「親子競技Let’s tryサーキット!!」は、まさに、日頃から取り組んでいる運動遊びの延長線上に出来た競技でした。頑張る姿は初々しさに溢れていましたね。
きく組(3歳児)、もも組(4歳児)の「かけっこ」、「障害物競走」など、1年前は出来なかったことができるようになっている子ども達の成長した姿に感慨深くなったことと思います。
みんなで力を合わせて「綱引き」、「玉入れ」、「リレー」を頑張る姿には力強さとたくましさを感じました。
さくら組(5歳児)の親子競技では、大きくなったお子様をおんぶしたり抱っこしたりと大変だったかと思いますが、その重さを感じた瞬間は「大きくなったなぁ、頼もしくなったなぁ」と改めてこれまでの日々を振り返る時間になったのではないでしょうか。本当に子ども達はすくすくと育っていきますね。
今回の運動会で、子ども達は最後まで力を振り絞って頑張っていました。思い通りにいかない悔しさ、成功する嬉しさ、泣いている友達を気遣う優しさ、みんなで何かを成し遂げた時の何とも言えない充実感など、様々な気持ちを経験したことと思います。運動会を通して味わった気持ちはこれから先の園生活、これから先の道のりで必ず生かされるものとなるでしょう。これからも子ども達一人ひとりが、その瞬間にどのように感じてどのように思ったかをしっかり受け止め、言葉にならない時は子ども達にわかるように代弁しながら同じ思いを共有できるように努めていきたいと思います。 文責:上岡