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2023.04.27

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ゆり組(2歳児)外で遊ぶには

ゆり組での生活が1ヶ月経ちました。18名全員登園できる日もあり、元気な子ども達の姿を見る事ができ、ホッとしています。

最近は天気の良い日は外に出て遊ぶ事が多く、園庭や隣のこども園の園庭にも行って遊んでいます。

 

子ども達に「外で遊ぶよ〜」と言うと「やったー!」と満面の笑みで、拳を上げ、喜んでくれます。

その次に外に行く時は何が必要か問い、何か行動する際に思考力や判断力を養う力に繋がるようにしています。

 

2018年に保育要領が改定され『幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿』が明記されました。

 

その中に

思考力の芽生えというのがあり、

身近な事象に積極的に関わる中で、物の性質や仕組みを感じ取ったり、気付いたり、考えたり、予想したり、工夫したりするなど、多様な関わりを楽しむようになる。

また、友だちの様々な考えに触れる中で、自分と異なる考えがあることに気付き、自ら判断したり、考え直したりするなど、新しい考えを生み出す喜びを味わいながら、自分の考えをよりよいものにするようになる。

とあります。

 

外に行くには帽子と靴下が必要ですが、そこを敢えてはじめから、言葉で一つひとつ言わずに「何が要るかな?」と子ども達に問いかけ、この時期から考えて行動する習慣を培えるように声かけをしています。

 

「外に出る=帽子と靴下が必要」と理解し、自分で棚から取り出して頑張って着用しようとします。

 

友だちが上手に履けたり、被れていると、自分もやってみたい!という気持ちが芽生え、苦戦しながらも挑戦しています。

 

 

中には「できない〜」と涙目になりながら、手伝って欲しいと訴えてくる子どももいます。

そんな時は気持ちを共感し、一緒に持ちながら、子ども達自身が出来た!を感じられるように手助けしています。

 

ゆり組が始まり1ヶ月。自分でしたい!自分で出来たよ!そんな気持ちが少しずつ芽生える時期の子ども達を温かく、時には応援しながら日々保育していきたいと思います。

 

文責:鈴木

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