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2022.12.17

ブログ

さくら組(5歳児)フェスティバルについて (お笑い芸人・紙芝居)

前回のブログに引き続きフェスティバルについての話し合いの様子をご紹介します。


お笑い芸人

「みんなにおもしろいっていわれたい」と始まったお笑い芸人ネタ作り。

じゃあ、面白いってなんだろう?と子ども達と考えました。

「お笑い芸人って面白いよね」

「変な顔とか変な動きをしたらみんな笑うと思う」

子ども達なりに面白いを探求します。

ネタノートには、4人がそれぞれ熟考しながら書いたネタがたっぷり。コンビ名は「たんたんめん」と「まさのり」です。

少し見てみると、憧れの芸人のネタや、思わずクスッと笑いたくなるような小ネタなど子ども達なりの面白いが詰まっていました。

また、「たんたんめん」は、坦々麺の辛さに注目したネタを作ったり、「まさのり」はモデルの芸人をイメージして面白い動きを入れたりと、真剣に「面白さ」と向き合っているように思います。

この形での「表現」は初めてではありますが、子ども達が日々感じている面白さを、「自分だったらこうやってみんなに見せたいな」と試行錯誤したり、工夫したりすることで「みんなが笑ってくれる嬉しさ」「友達と協力して笑わせられた嬉しさ」を味わい、子ども達にとってやりたい表現ができたという達成感に繋がっているのだと思います。

 

また、言葉や動きも表現の一つです。

「どんな言葉を言ったら笑ってくれるだろう」

「こうやってズッコケたら面白いかな」

などと、面白さを追求しながら自分たちなりの言葉や動きの表現方法を考えます。

わたし自身も、さまざまな表現の形のひとつとして、子ども達から学ぶことができました。

本番まであと少し!

子ども達が楽しみながらネタを披露しますので、是非お楽しみに!

 


紙芝居

 

絵を描くことが大好きなふたり。

絵を描いてみんなに見せたいと、紙芝居を作ることにしました。

「恐竜の紙芝居作るんだ!」と当初は意気込んでいたものの、紙芝居がどんなものか話し合う中で「男の子も女の子もみんなが楽しめる話がいいかなあ」お客さん側の気持ちを考え、もう一度選び直すことにしました。

 

わかりやすい内容か、枚数が多すぎないか、みんなが楽しめるか、などを考え…今回はオリジナル作品ではなく、保育室にある紙芝居を参考にすることに決定!

見本を見ながら、同じように描いたり、時にはアレンジを加えたりして進めていきます。

 

3枚目の吹雪のシーンになり、白い画用紙にどうやってゆきを表現するかという問題に直面。

「絵の具で描いてみる?」

「でも白に白は見えないよね」

2人で議論を重ねていると、見本の背景が青いことに気付きました。

「青色の画用紙に書けばみえるよ!」

おばけ達は通常通り白い画用紙に書き、背景は青い画用紙に書いて、切って貼る というように工夫をして一枚一枚丁寧に描く2人。

「描けないから描かない」のではなく、どうすれば表現できるのか諦めず考える2人の姿がとても素敵でした。

 

現在は読む練習を重ねています。

一枚一枚に工夫が見られ、細かく、丁寧に、気持ちを込めて描きました。

細かい部分まで注目して、ぜひお楽しみください! 

 

文責:田中

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