お知らせ
2022.08.03
ブログ
きく組(3歳児) 食に触れる
子どもたちの日々の中で「食」に関わる豊かな時間として、本物に触れる経験を大切にしています。この夏、様々な旬の食材に触れる機会を設けました。
野菜の生長
5月上旬、トマトとピーマンの苗を植えました。
事前に野菜についての絵本を読みました。内容がわかりやすく、「毎日水をあげるんだよね」「雨の日は水やりしなくていい」「土をふかふかにしないと!」など覚えていました。また、植えてから更に絵本を見返し、「これしないと!(支柱を立てる)」と気づく子もいました。
「他のクラスも野菜の苗を植えているよね。どれがきく組のか、何の野菜かわからなくなりそうじゃない?」と聞くと「(何の野菜か)わかる」との返答。どうしようかと迷いましたが、看板の存在を伝えることで、1人の子がひらめきました。
「写真を印刷して、名前を書こう」
このアイディアにより、野菜の写真を印刷し、周りに描きたい子は絵を描きました。文字はまだ難しかったので、さくら組の子どもたちに文字書きをお願いをし…看板完成!
毎日水やりを行う中で、
「赤ちゃんトマトができてる!」「ピーマンが細長い!」
自分たちで苗から水をやり、育てることで、野菜の育つ過程を知る機会となりました。
梅仕事
梅に触れたり、匂いを嗅いだり、転がしたり…。
「かたい」「つめたい」「すももみたいなにおい!」など気付きを言葉にしていました。
存分に触れた後、梅シロップを作りました。氷と水で割って梅ジュースにもしました。梅ゼリー作りも計画中です!
スイカ割り
まずはすいかを持ち、重さや冷たさを感じました。
スイカ割りでは…
「まえ!」「いいよ!」などと声を掛け合い、棒を当てようとがんばりました。回数を重ね、スイカにヒビが入っていき、割れた時はガッツポーズをして喜ぶ子もいました!
全クラスでスイカ割りを行った時は、0〜5歳と年齢は違いますがみんなが見入ったり、手を伸ばしたり自然と一体感がでていました。年上の子ども達に憧れのまなざしを向ける子も…。異年齢での活動ならではの経験です。
子どもたちと、この夏したいことを話し合うと、
かき氷作り・ジュース作り・スライム・部屋飾りを作る(海やアイスクリーム)などの意見が出ました。
楽しんで遊べるよう準備をする中でも、様々な面から子どもたちの育ちを支えていきます。
暑い夏ですが、今後も満喫していきたいです!
文責:市来