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2022.05.28

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さくら組(5歳児) 円筒ドーム作り

先日、さくら組の子ども達と積木遊びを行いました。ゆり組の頃からよく積木遊びを活動に取り入れていたからか、子ども達は扱い方がとても上手でした。

円筒ドームを作ろう!

〜使った童具〜

・直方体

・二倍体

〜ねらい〜

今回は、全員で協力するをテーマに活動を行いました。保育者側としては、協力するをテーマとしていましたが、協力する中で難しい場面もあると感じていました。今回はテーマと共に、「積み上げていく過程で”もっとこうした方がいい”と気付いたことを周りに伝える」というねらいを立てました。

 

活動の様子

活動を始める前に、子ども達と一緒に円筒ドームを作る時のルールと大きさを考えました。

〜ルール〜

・作ってる時は歩く(崩れてしまうので)

・静かにする(走りたくなるので)

・崩れないようゆっくり置く

子ども達と話し合い、この3つのルールが決まりました。

大きさの話し合いでは、時々保育士が提案しながらでしたが、どのくらいの大きさがいいかなど子ども同士で口々に伝え合っていました。話し合いの結果、1人〜2人ほど入れる大きさを作ることになりました。

大きさが決まると、2人ほど入れる円を積木で作っていきます。円ができ上がると、少しずつ積み上げていく子ども達。高くなるにつれて円筒ドームもグラグラと不安定になっていきます。ここから、活動のルールを思い出した子ども達が「静かにしないと!」「あ!今揺れた! ゆっくり歩いてよ!」など口々に伝え合う様子が見られ始めました。

円筒ドームは少しの振動でも崩れてしまうと気づいた子ども達は、慎重に積み重ねていきます。

最初の頃は、崩れると「ねぇ、〇〇くんが壊した!」など保育士に伝えていました。しかし、何度も崩れて積み重ねてを繰り返していくうちに「あ、崩れた!よし、もう一回やってみよう!」「レッツゴー!」などプラスの言葉が出てくるようになりました。

最初は1つだった円筒ドームでしたが、意図的に積木マットを置くことで、子ども達自身で2グループに分かれて挑戦する流れに!

「こっちも手伝って!」や「ここ積木ない!積木ある人!!」などお互いに助け合う子ども達。次第に「ここ積木あるから、使いたい人取っていいよ!」など教えてくれるようになりました。

子ども達の集中は1時間以上続き、合計20回以上崩れてしまいましたが、何度か子ども達の目線の高さまで積み上げることに成功!「楽しいね!」「またやりたい!」など、嬉しそうに何度も教えてくれました。

今回の活動を通して、円筒ドームを作る難しさや協力することの大切さなど様々な気づきがあったと思います。今後も、協力して何かを作り上げる活動などを取り入れていけたらと考えています。 文責:西野

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