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2022.05.19

ブログ

さくらんぼ発見!今年度の食育活動紹介(さくら組・5歳児クラス)

着々と工事が進む旧園舎。絵本館前の桜が散ると、子ども達が大好きなサクランボが実る季節になります。

大きな木に実るたくさんの真っ赤なサクランボに大興奮の子ども達。

「もっと手を伸ばして!」

「上に登ればいいんじゃない?」と、

子ども達からの指示を頼りに、大人も伸ばしたり、脚立に乗ったりと必死になりました。

 

大量に取れたさくらんぼをいざ実食!

「おいしい!!」と嬉しそうに教えてくれました。

食べ続けていくうちに

「赤いさくらんぼがほしい!!」と

黄色いさくらんぼより、熟された赤いさくらんぼの方が美味しいことに気付きはじめた子ども達。

黄色いさくらんぼが太陽の光をたくさん浴びることで赤くなり、もっと甘くなることも伝えました。

いつかまたさくらんぼが実った時に

「そういえば、太陽を浴びた赤いさくらんぼの方が甘いっていってたなあ」

と思い出してくれれば嬉しいなと思います。

今回、さくらんぼを食べることで甘いさくらんぼの特徴さくらんぼが実る時期を知るきっかけになりました。

このような小さな気付きをもっと増やせるような食育活動を今後も取り入れていきたいと思っています。

 

実際に計画している食育活動の一部を、紹介します。

 

【米作り(橋口農園)

保育園の給食で野菜を仕入れている橋口農園へ、今年も田植え稲刈り体験に行きます。

6月に田植えをし、10月には収穫!みんなで作ったお米でおにぎりを作り、食べる予定です。

おにぎり作りへ向けて、5月から毎月粗食の日はおにぎりを自分で握りたいと思います。

お米の炊き方・形作り・力の調整・塩加減・おにぎりの具材考えることはたくさんありますが、握る経験を積み重ねて試行錯誤しながらみんなで作っていきたいです。

 

【野菜植え】

夏野菜は、ピーマン・トマトを植えます。

今回、子ども達に「ピーマンを植えよう!」と提案しました。

「え〜きらいだよ〜」と予想通りの返事でしたが、「苦手なピーマン、どうやったら美味しく食べれるかみんなで考えてみない?」と伝えると、「いいね!!」とみんなも賛同してくれました。

まだ植えたばかりですが、「マヨネーズが美味しいよ!」「塩昆布でしょ!」と子ども達はすでに味付けを考えていました。

自分たちでお世話をし、作った野菜をどうやって食べるのかポートフォリオやブログで紹介しますので、ぜひお楽しみに!

私もどんな味付けになるのか、子ども達からどんな気付きが出るか楽しみです。

 

また、これらの体験を通して、いつも何気なく食べている食品が食卓に並ぶまで、たくさんの人や時間が関わっていることに気付けたら良いなと思っています。そのために、大人からの声かけを考えたり、絵本などの教材も準備したりします。

1年を通して、食育以外でもさまざまな経験を子ども達と楽しみたいと思います。その中での気づきを大切に、学びのある機会にしていきたいです。

 

文責:田中

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