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2022.04.27
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本日のメニュー⭐︎4/27
本日のメニューは”きびなごの甘辛””インゲンの胡麻和え””さつま汁”で、「かごしまの日」でした。
山口水産さんから、新鮮なきびなごが届きました。
酒で臭みを消して、片栗粉を魚のまわりにまぶして、米油で揚げます。
保育園では、酸化しにくく、揚げ物や炒め物、サラダなど料理の美味しさを引き立ててくれる米油を使用しているので、カラリと揚がり、食べるとサクッとしています。今回は、濃口、きび糖、みりんで甘辛くし揚げたきびなごに和えました。
私たちが住む鹿児島県では、きびなご全国の水揚げ量20%以上しめているそうです。年間を通して食べられますが、鮮度が落ちるのが早く、漁獲地以外ではあまり出回ることが少ない為、鹿児島県だからこそさまざまなきびなご料理が楽しめます。
いんげんの胡麻和えは、いんげんと人参をスチームで蒸し、濃口醤油ときび糖、胡麻で和えました。
さつま汁は、鍋に油をいれ、こんにゃくを乾煎りし、鶏肉、人参、大根の順に炒め出汁で煮込みました。さといも、ごぼう(保育園では蒸し煮をしています)油揚げを入れて、味噌を加え、最後にネギをいれました。
このさつま汁の由来は、江戸時代の薩摩藩では薩摩鶏による闘鶏が盛んだったそうで、その闘鶏の際に負けた鶏と野菜を一緒に煮込んで食べたのが始まりと言われています。さつま芋やさつま揚げが入った汁を想像しますが、薩摩鶏のさつまからきているそうです。
子どもたちは、具沢山のさつま汁が美味しかったようで何度もお代わりをしてくれました。
さつま汁、きびなご料理は鹿児島の郷土料理です。子どもたちへ受け継いでいけるようこれからもさまざまな料理を発信していききたいです。
今日の離乳食です↓
文責 井手篭