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2022.05.11

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園内研修「子どもの人権について」

4月16日(土)午後より子ども園・保育園合同で「子どもの人権について」という内容で園内研修を行いました。保育所保育指針解説においても、「子どもの人権に配慮した保育となっているか、常に全員で確認することが必要である。」と示されており、保育を行う上で「子どもの人権擁護」の視点を持つことは不可欠となっています。

事前学習として「人権擁護のためのセルフチェックリスト」を配布し、内容を確認しました。

セルフチェックリストはこちら↓

人権擁護のためのセルフチェックリスト(出典:全国保育士会

研修では、

①子どもの人権擁護について知る。

②子どもを尊重する保育について、グループワークを通して互いの意見を尊重し考えを深め、今後の保育の質の向上へつなげる。

この2つをねらいとし、グループワークを中心として研修を進めていきました。

 

子どもの権利とは?

「子どもの権利条約(日本ユニセフ協会)」について確認をしどのような権利があるのかを知ることから始めました。子ども達にも私達大人と同様の権利があります。ぜひ皆様もご確認頂ければと思います。

ジェンダーレス(性差のない社会とは)についても職員みんなで知り学びを深めました。

「子どもを尊重する保育」とはどのようなことなのか

参考図書として【保育者の理論と実践 著:高山静子】の内容を用いてグループワークを行いました。

子どもを尊重することは大切だからと子どもが要求したことをすべて受け入れるべきでしょうか?大人が子どもの意志を尊重できないときも、もちろんあります。(①危険や病気など、子どもの心身に悪影響があるとき②他の人に迷惑をかけるとき、社会のルールを破るとき③大人の意志と、子どもの意志が異なり、大人の意志を優先する必要があるとき)

いつも大人が子どもの言いなり、子どもがいつも大人の言いなりはどちらも不自然です。

保育者と子どもの関係では、「あなたも大切、わたしも大切」、「子どもも大切、保育者も大切」のお互いのちょうどいい関係を探すことが大切であるということを踏まえ、保育を行うことが大切だと、改めて考えさせられました。

また、今回の園内研修を通して、職員同士がお互いの価値観や考え方の違いを認めながら、子どもの人権と尊重する保育への考えを深めることができました。子どもにとってよりよい保育を導きだし、それらを意識して今後保育を実践できるよう努めていきます。

(文責:迫田)

 

 

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