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2022.04.29

ブログ

きく組(3歳児) 友達の存在

新年度が始まって、早1ヶ月。

子ども達は、少しずつ新しい環境や生活の流れに慣れてきました。

身の回りのことに意欲的に取り組んだり好きな遊びを自分で見つけたりしています。

 

積み木を高く積んだり、水に流れる葉っぱを取るために友達と考えたり…。

共通していることは

「友達と協力する」「友達と気持ちを共有する」

同じ場にいたり一緒に遊んだりする中で、これらを楽しんでいることです。

 

 

 

そんな中でも、ひとつの玩具をめぐって、「ぼくも使いたかった」との理由からいざこざになることがよくあります。

大人は基本見守り、「主張のぶつかり合い」を大切にしています。

子ども達だけでは解決が難しそうな時「どうしたの?」とはじめてお互いの言い分を聞きます。

 

「使いたかったね」と気持ちを受け止めたり、そんな時は「かして」と言ったらいいよと言葉での伝え方を教えたり、いっしょに玩具の順番が来るのを待ったりすることで、少しずつ友達とのかかわり方を学んでいます。

 

また、「どうしたらよいかな」「○○ちゃんはどんな気持ちになったかな」などと解決策を問いかけたり、選択肢を与えたりすることで自分で考える姿が見られます。

このような子ども同士の関わりや、大人とのやり取りの中で「欲求が通らないこともある」と学び、少しずつ気持ちに折り合いをつけられるようになっていくようです。

 

今後も日々の経験の中で、友達と遊ぶこと、一つの遊びを同じ場で共有する楽しさを感じられるよう活動を取り入れていきます。

5月はなにをしようかな?私たち大人の意図も取り入れつつ、子ども達の「あれしたい!」「これがすき!」のつぶやきも拾っていきたいです。

文責:市来

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