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2022.05.06
ブログ
鯉のぼり
気がつけば、もう5月!あっという間の4月でした。
5月と言えば・・・
1. 5月2日『八十八夜』
”『八十八夜』とは、立春から数えて88日目で雑節の一つです。八十八が末広がりで縁起が良い数字なので、豊作祈願の行事(米作り)や夏の準備を始める吉日と言われています。”
(引用:和の行事を楽しむ絵本 著:和文化研究家 三浦康子(出版:永岡書店)P.56より抜粋)
2. 5月5日『こどもの日/端午の節句』
こどもの日は子どもたちの健やかな成長を願う日で、男女の別はありません。別名『端午の節句』というので男の子というイメージが強いのですが、本来は、みんなが無事で過ごせるよう、季節の節目に邪気払いをする行事です。
❔“鯉のぼりをどうしてあげるのか” 知っていますか? ❔
”鯉のぼりは子どもを思う、親の気持ちから誕生しました。江戸時代、武家では男の子が生まれると、その家の家紋が入った「のぼり」などを立てていました。一方で、町人が力をつけてきた江戸中期頃になると、町人の間では「登竜門」の伝説にちなんで、「どんな環境にも耐え、立派に成長するように」と立身出世を願って鯉のぼりを飾るようになったそうです。”
(引用:和の行事を楽しむ絵本 著:和文化研究家 三浦康子(出版:永岡書店)P.59 P.60より抜粋)
錦ケ丘保育園でも、“子どもたちが健やかに成長しますように”という願いを込め、4月中旬にさくら組の子どもたちと鯉のぼりを廊下の天井に飾りました。
廊下にある鯉のぼりをみて、子どもたちは、「こんなに大きいんだね!近くで見たことなかったからびっくり!」と呟いたり、鯉のぼりを見ながら「屋根より〜♪たーかーい〜♪」と歌を歌ったりしていました。0,1歳児クラスの子どもたちも、涙を流していても、鯉のぼりを見えると“ぴたっ”と泣き止み、鯉のぼりを観察すると“にこにこ”笑顔になっていました。鯉のぼりパワーはすごいです!
今後も保育園では…
その地域の伝統的な行事を子どもと一緒に楽しんだり、地域の文化に子どもが親しんだりすることを大切にしていきたいです。保育者が伝統行事や地域の文化を知り、子どもたちなりに楽しんだり取り組めたりするような体験を計画していきたいと思います。 文責:永井
参考文献:保育所保育指針3歳以上児の保育に関するねらい及び内容の5領域「環境」