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2022.05.09

ブログ

きく組 ビーズ遊びをしました

先日、きく組の子ども達とビーズ遊びをしました。

保育士側のねらい

今回は”物の共有をする”をねらいにしました。その中には、触ってビーズの固さに気付き、感じたことや思ったことを周りに伝えて欲しいという保育士側の意図もありました。

〜今回使用した道具〜

・ビーズ(童具)

・机(積木を貼り付けた物)

・雨樋

⭐︎ビーズ遊びでのルール⭐︎

・木の枠の中で遊ぶ。

・雨樋を使いたい時はお友達に言葉で伝える。

・お友達にビーズを投げない。

・口の中にビーズを入れない。

この4つを子ども達が理解しやすいよう伝えました。その結果、「こっちで遊ぶんだよ!」「貸して!」など自分達で言葉のやりとりを行いつつ遊ぶことができていました。

きく組になり初めてのビーズ遊びだったからか、子ども達は集中して遊ぶことができていました。ビーズの転がる音や重力に従って転がり落ちるビーズを見て、不思議そうな表情も見せていました。

中には、「これが使いたい!」と気持ちが先走り、友達が使っているものを取ってしまう場面もありました。そのような場合には、自分の気持ちを言葉にするのが少し苦手な年齢ということを考慮して、保育士が間に立ちお互いの気持ちが上手く伝わるよう関わります。そうすることで、「貸して!」「いいよ!」とお互いに伝え合うことができていました。これらのことを繰り返し行うことで、自然と”自分の気持ちを言葉で伝える”という力が身に付いていきます。

子ども達が更にビーズ遊びを深められるよう、机と積木の装置やプレイボックス(子どもが入る大きさ)を用意しました。子ども達は積木がぶつかる音や転がっていく様子を見て、口々に感じたことを伝えていました。

最後はプレイボックスを使ってビーズの上を滑ってみることに。乗りたい子ども達は自分の順番が来るのをしっかりと座って待っていました。順番が回ってくると、「きゃー!」「楽しい〜!」と大きな声と笑顔で楽しいことを教えてくれます。

保育園には数種類の童具があります。子ども達はそれらを使って遊ぶことで、図形や数量など数学的な学びはもちろんのこと、物の扱い方や友達との関わり方などたくさんのことを学ぶ事ができます。今後も、子ども達と一緒に学びのある活動を取り入れていけたらと思っています。 文責:西野

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