お知らせ
2022.04.27
ブログ
防災について
今のゆり組が進級する前、近くの公園へ散歩にいった時に、公園から桜島が見えました。
「Yちゃんねー、桜島大好きだもん!」
「Rくんも桜島好きだよ!」
「Gちゃんの方が1番好きだよ!」
「Yちゃんもだよ!」
桜島を見ながら会話を楽しんでいる様子に、鹿児島の子どもならではのシーンだなぁと、ほのぼのとした気分になりました。
2年前、私が初めて桜島を見た時、心弾みときめく気持ちと「今、桜島が噴火したら?」という少し不安な気持ちの両方を持っていました。
自然災害大国の日本では、災害はいつどこで起きてもおかしくありません。折に触れ話題に取り上げられている南海トラフ大地震は日本の広い範囲での被害想定がされており、鹿児島もM6を越える大きな揺れが予測されています。大地震だけでなく津波・台風・火山噴火の予測については少しずつ研究が進んできていますが、災害はそればかりではありません。例年のゲリラ豪雨や長雨では、この地域は土砂崩れや川の氾濫や洪水などの危険もあり、住んでいる人の感覚的な判断が命を分けることも有ると聞きます。
私たちに出来る防災対策は、災害を頭と心の片隅に置きつつ、無理なく中腰でいることだろうと考えます。
仮園舎でスタートした今年度の保育園生活ですが、来年は新園舎へ引越し‼︎ 過渡期ではありますが、例年通り避難訓練を行っていく予定です。また、過去の災害に習って被害想定をしたり、非日常の保育の備えについても職員みんなで見直し対策をしていきたいと思います。
ご質問がありましたら、職員までお声かけください。 看護師 大木