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2022.04.13

ブログ

中鶴さんとの運動遊び(令和3年度1歳児うめ組)

2月は週に一度、作業療法士・中鶴さんによる運動遊びをうめ組で行いました。(全3回)

今回は運動遊びの活動の様子を、お伝えしたいと思います。

●今回のブログ内容は、以下の通りです。

・3回を通した活動の様子

・ぶら下がる動きについて

 

【3回を通した活動の様子】

机や椅子など普段、身の回りにあるものを組み合わせ運動遊びを行いました。その為、安全に行えるよう準備運動としてリトミックで身体を動かしてから、活動スタート!

1回目の活動開始時は、中鶴さんに少し人見知りをして職員に抱っこを求める子どもの姿がありました。子どもの気持ちを充分に受け止め一緒にいると、普段とは違った部屋の様子に徐々に興味を示し、子どもたちは自然と遊び始めることが出来ました。

1つの場所に子どもたちが集中して集まる為、子どもたちは次第に友だちと場所の取り合いになったり自分の思い通りにいかなかったり…といった場面が出てきました。その際に、場所を独占し続けたり、気持ちを言葉で伝えきれず友だちに手を出したりした子どもは、その場所から離し、別の遊べる場所へ促すという対応を行いました。別の遊べる場所で、再び子どもたちの中へ入っていくことが出来ました。

この関わりの中で、自分が一番遊びたい場所で遊ぶには、友達を押しのけるよりも一緒に譲り合いながら遊んだ方が良い、と体験を通して学ぶこともできました。

また、活動を重ねるごとに子どもの活動への層集中時間が35分から40分…3回目では55分間と活動へ集中し遊び込めていることが分かりました。

 

【ぶら下がる動き】

3回目の活動にて、室内に物干し竿を用意しました。(職員が必ず一人、不安定な物干し竿を支えることで安全に子どもたちは遊ぶことが出来ました。)

物干し竿を用意すると、子どもたちは進んで物干し竿に両手で掴まり、子どもたちから自然と「ぶら下がる動き」を促すことが出来ました。子どもたちはとても興味津々で、同時に友だちとの場所の取り合いが多く見られました。

思い通りにならず泣いている子どもは素早く職員が気持ちを受け止め、1体1でその子どもと集中して関わることで子ども自身も「受け止めてもらえた!」と気持ちが切り替わりやすく、活動へ再び参加することが出来ていました。

子どもたちは「ぶら下がる動き」に興味津々。今後も、活動の中でぶら下がる機会を増やしていきたいと思いました。

今回の活動を通して、1つの場所でも子どもたちは想像力を次々と膨らませ、新たな遊びをどんどん見つけていく姿がありました。また友だちの遊ぶ姿に気付き、「私もしたい!」と遊び方を真似ることで友だちと一緒に関わることに繋がり、遊びたい場所を通して友だちと接近・共有をしながら遊び込むことが出来ていたと思います。(文責:松添)

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