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2021.06.23

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歯科指導

6月は保育園で【歯を大切にしよう】をテーマに子ども達に歯を磨くことの大切さなどを伝えました。

 

なぜ歯磨きをするの?

では、なぜ歯磨きをしないといけないのでしょうか。

理由として…

①虫歯の原因である『細菌』は歯磨きしないとますます増殖してしまうから。

②細菌の塊『プラーク』は歯を丁寧に磨かなければ落とせない。

③歯の『ネバネバ汚れ』や『黄ばみ汚れ』は人に不潔な印象を与えてしまうから。

などの理由があるそうです。

また、私たちの口の中に生息する細菌は、しっかり歯磨きをする人でも1000~2000億個ほど、まったく歯磨きをしない人になると6000億個とも1兆個になると言われているそうです。

少し汚い話になってしまいますが、健康な成人の便1gあたりの細菌数が300億~1000億個といわれています。口の中にはいかに多くの細菌が住み着いているのかがよく分かるのではないでしょうか。

 

現在、保育園ではゆり組(2歳児クラス)の後半から歯磨きが始まります。子ども達は家庭で歯磨きをしているので、しっかりと歯を磨く様子が見られます。

たんぽぽ組(0歳児クラス)からゆり組前半までは、三年番茶を飲むことで口内環境を整えています。番茶に含まれるカテキンには殺菌効果もあり、虫歯菌(フッ素を含む為)や歯周病の予防にも効果的です。(歯磨きが始まっても、園では三年番茶を飲みます)

また、歯磨きがしやすくなるよう保育士は「シャカシャカ磨いてね!」や「噛んだら歯ブラシが痛いかも…」など子ども達に分かりやすく伝えています。

 

ここで、現在保育園で行なっている歯磨き指導の様子をご紹介したいと思います。

3歳以上児クラスには、各クラス担任が以下二点を実践を交えて伝えました。

①「ひみこのはがいーぜ」(よく噛むことの大切さについて)☆ぜひ検索してみてください。

②歯の磨き方

 

〜きく組(3歳児)〜

初めて聞く歯磨き指導でしたが、子ども達はしっかりと保育士の話を聞くことができていました。また、給食後の歯磨きでは、「前歯はこうだよね?」など、歯磨き指導での話を思い出し、綺麗に磨いていました。 歯磨きの最後には保育士が綺麗に磨けているかのチェックを行っています。

〜もも組(4歳児)・さくら組(5歳児)〜

今回、2クラス合同で行いましたが、保育士の話に耳を傾けながら聞いていました。学年が上がるごとに歯磨きの仕方も変化し、しっかりと磨くことができるようになります。

 

今回、3歳以上のみの歯磨き指導でしたが、全員がしっかりと保育士の話を聞くことができていました。歯磨きを毎日繰り返して行うことで、自然と歯磨きの仕方が身につき磨き残しがなくなります。今後も、歯磨きの大切さを伝えながらも磨き方の練習を行っていけたらと思っています。 文責:西野

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