お知らせ
2021.05.12
ブログ
さくら組(5歳児)&もも組(4歳児)!白熱混合リレー
今年度の運動会は選択競技や全員参加競技の他に、さくら組ともも組の子ども達の混合リレーがあります。
ネギガナイト(さくら組)&ぱんだ(もも組)チームvsペンギン(さくら組)&カンガルー(もも組)チームの2チームで対決です。このリレーは、プログラムの中でも特に盛り上がり、子どもたちが力を入れています!
どの順番で走る?
それぞれ走順は各クラスで子ども達と話し合いをして決定しました。
その中で
①もも組の子ども達が前半を走り、さくら組の子ども達が後半を走る。
②もも組•さくら組の子ども達が交互に走る
この2パターンの案を実際に取り組みました。
どちらもやってみた結果、子ども達から②の案が『おもしろそう!』ということでもも組の子ども・さくら組の子ども…と交互に走ることになりました。
負けてくやしい!!
しかし、練習の度に毎回ペンギン&カンガルーチームの子ども達が負けてしまうという結果に‥その度に悔しくて泣いて気持ちを切り替えるのに時間がかかりました。
また、まだ勝敗が分かっていない時点でも、自分が〇〇君より遅かった‥という気持ちだけで『負けた』と思い、同じチームの友達を応援する事までできませんでした。
リレーはチーム戦です。しかし、チームで取り組むというよりは、まだまだ一人ひとりが競争している感覚である状況だということが分かりました。
どうやったら相手チームより早く走れる?
リレーを通して、友達と一緒に協力したり気持ちを共感しあったりする楽しさやおもしろさを子ども達に気づいてほしいと思い、もも組の子ども達と一緒にリレーについて振り返り話し合いをしました。
『どうしたら早く走れるかな?』と問いかけると、子ども達から『笑わないで一生懸命走る!(真面目に取り組む)』『自分の全部の力を出し切ってもっと早く走る!』という意見が出ました。
私の方からもアドバイスとして『みんなは自分が友達より遅いから負けた!って泣いてしまうけれど、リレーは自分だけじゃなくて友達と一緒に力を合わせて走るんだよね。たとえ自分が走るのが遅かったとしても次の友達が早く走って追いついてくれるかもしれない。だから最後まで諦めずに自分の出せる力をいっぱい出して頑張ろうよ!』と伝えました。
全集中!!それぞれの呼吸で‥頑張る!
先日、運動会通し練習と予行練習がありました。少しでも子ども達が最後まで諦めずに頑張れるいい声かけはないかと‥リレーの前に『みんな全集中!』と一言伝えました。すると子ども達がその言葉で予想以上に集中!『僕は〇の呼吸で‥!』『私は〇〇‥』とそれぞれが好きなキャラクターの力を借りて走るイメージを明確にしたことで、なんと!今まで負けが続いていた、ペンギン&カンガルーチームの子ども達が勝ったのです!
一人ひとりが諦めずに走ったことで、みんなが一体となって頑張った結果でした。
その後も、運動会へ向けてチームメンバーで給食を食べるなど日常的に交流の機会を取り入れたり、作戦を立てたり練習をしたりしています。
勝っても負けても、それぞれのチームの子ども達が精一杯の力を出し切るいい結果になるようになるのではないかと思っています。
当日はどんなドラマがうまれるのか‥保護者の皆様には、当日に至るまでの姿を思い出しつつ、頑張っている子ども達へたくさんの応援と励ましをよろしくお願いします。 (文責 迫田)