お知らせ
2021.03.18
ブログ
令和2年度卒園式
令和2年度3月13日(土)、卒園式が行われました。
新型コロナウイルス感染症の流行により、何もかもががらりと変わる中、無事卒園式を行う事ができ大変うれしく思いました。
卒園式にいたるまで
子どもも大人も嬉しくて、感謝を伝えられる素敵な式にするにはどうすればいいかな?と、大人と一緒に子ども達も話し合い、練習を重ねました。
もも組やきく組の子ども達が練習を見に来た日は、練習後に「どんなところがよかった?」と感想を聞くようにしました。
「折り紙の発表が凄いなあって思った。僕も作りたいって思った」「縄跳びの発表がかっこよかった!」と憧れのまなざしで見られ、さくら組の子ども達の意欲もぐんぐんアップ。
大人からは、「歩くときの姿勢がまっすぐで素晴らしいね」「歌う時に前を向いていて、顔が見えるからいいね」と細かな点を認められ、嬉しそうにしていました。
緊張したり楽しんだりしながら、子ども達が「卒園式」という一つの目標に向かって前向きに取り組む姿は、もうすぐ小学校に進学する年齢であることを感じさせるものでした。
真剣な表情で入場する子どもの姿を見て、思わず感極まって涙する職員も…。
卒園式当日
当日の朝は、保育室に集合。大人も子どももいつもと違う服装で、お互いに見せ合いっこ。
緊張よりも卒園式への楽しみな気持ちが大きいようでした。身近な大人や年下の子ども達に認められた経験や、丁寧に流れや言葉を確認しながら行った練習が子ども達の自信に繋がったのだと思います。
卒園式、本番。
今までの練習よりも、ずっと自信に満ち溢れた素晴らしい卒園式となりました。
出来るようになったこと発表する際は、うっかり間違えても「もう一回やります!」と自分から言うことができました。
「間違えた!」と感じても、すぐに立ち直ることができる強く逞しい心の育ちを感じました。
間違えないように…失敗しないように…と守りすぎるのではなく、大人の「ちゃんと見てるよ」という暖かな見守りの下、「うまくいかなかった!」「なんでうまくいかなかったんだろう?」「こうしてみたら、どうだろう?」と試行錯誤できる経験を積み重ねた結果かな、と思います。
4月からは、さくら組の子ども達も小学一年生。
ランドセルを背負って登校する姿を見れる日が楽しみです。 櫻田