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2020.12.05

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こども園・保育園合同避難訓練

 11月16日(月)、こども園と合同で避難訓練を行いました。合同で行うのは今回が初めて、かつ、震度6弱と大きめの地震を想定した訓練ということもあり、子ども達もいつもより緊張感をもちながら行うことができたのではないかと思います。   

なぜ、今回この設定にしたのか?


なぜ、震度6に設定したかと言いますと、普段の保育園だけで行う避難訓練では子ども達も想定した行動ができるからです。こども園の先生と話し合いをする中、合同で行う意味は普段の訓練とは違う要素を取り入れていくこと。子ども達もより意識でき、職員も予想をたてながら行うことができたように思います。

当日までに職員と子ども達が行ったこと

 
こども園・保育園の子ども、職員が合同で避難する場所はどこがいいか?→ロータリーは人数に制限がある。こども園の駐車場はどうか?→保育園から行くには行くまでの道のりが長く、また道も狭くなるため混雑する。保育園、こども園の担当同士で何度も話し合いを行った結果、こども園の園庭に避難することになりました。

震度6とはどのくらいの揺れの大きさ?2次被害は?など子ども達が体験したことないことを実際の動画で見ました。動画を見ることで「車がすごく横に揺れてる」など、様々な気づきから、自分たちで予想・予測をしながら避難できていたように思います。2次避難でこども園に向かうという訓練を日頃からしていることもあり、火が消えない=こども園に移動という認識もできていました。


当日の様子、そしてこれから

 
 こども園の園長、脇黒丸先生も震度6の経験者です。「窓が割れる、火事になる、さてどう逃げる?」との問いに「頭と口を隠して逃げる」と自信満々に答えてくれた子ども達。そして、なによりも大切なこと、”命を守る”こと。地震がおきたら靴を履くことよりも、自分の命を守ることが最優先。裸足のまま園庭に集まる経験から、実際に地震が起きた時はまず初めに自分の命を守る行動が行えるよう訓練から学んだ事を活かしてほしいと思います。



避難訓練では、毎回「お・か・し・も」の話をします。
おさない、かけない、しゃべらない、もどらない
なぜ、これらの行為がいけないのか?子どもたちとじっくり話をしています。大きな声で、理由を教えてくれる子どもたちもいます。
月1回の避難訓練が身についていると感じられます。今後も、いつどこでおきるか分からない自然災害。自分の命は自分で守れるよう、避難訓練を通して意識できるような内容を取り入れていきたいと思います。文責 関

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