お知らせ
2020.10.29
ブログ
感触遊びの広がり〜うめ組〜
新年度からの園生活もちょうど折り返しを迎え、子ども達同士の関わりもかなり増えました。今回はそんな子ども達の姿を連続的に行ってきた感触遊びと交えつつお伝えしたいと思います。
感触遊びって?
感触遊びとは家の中にあるものから外にあるものまで、様々な素材を用いて視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚(五感)を使って楽しむ遊びです。 これは、身近にあるものの存在を自分の体で体験することで覚えて行く活動です。乳幼児期に様々な感触に触れ色々なことを経験をしていく中で何にでもチャレンジしようとする意欲や新しいことにも動じず受け入れる力が身につきます。
感触遊びの中でもうめ組では絵の具遊びを多く取り入れてきました。初めての経験、子ども達がどうすれば楽しく参加できるのかを保育士間で考え、次のような流れで行ってきました。
①袋の上から感触を楽しむ…6月
②紙コップを使いスタンプすることを楽しむ…8月
③直接絵の具の感触に触れ、楽しむ…10月
少しずつ難易度を上げていくことで最初の頃は恐る恐る触れることが多かった子も今では保育士が準備していると「絵の具するの?」「やりたい!」と目を輝かせ、指先や手のひらを使いながら自由に表現する姿が見られるようになってきました。
またこの半年間で言葉が増え、「これはあか?」「きれいだね」と保育士に問いかけるだけでなく、一緒に楽しむお友達と声を掛け合ったりお友達の遊び方を真似したりする姿も多く子ども達の成長を遊びの中でも感じています。
そんな連続的に絵の具遊びを楽しんだ子ども達の作品を11月14日のフェスティバルでは展示します。大人が見たらただ色が混ざってるだけ、指で線を描いただけのように見える作品もあるかも知れません。しかし、それは子ども達が絵の具という素材に触れ十分に楽しんだからこそ生まれた作品だと思います。作品だけでなくその作品に至るまでの過程・普段の子ども達の様子等もお伝えしたいと思います。説明文とともにじっくりとご覧ください。 文責:濱川