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2020.08.31
ブログ
きく組🥟餃子を作りました🥟
暑い日が続いていますが、子ども達は毎日元気にお外で遊んでいます。
いつも元気に遊んでいるきく組では先日2回に分けて餃子作りを行いました。2回とも市販の皮で作るのではなく、小麦粉粘土の延長で皮から餃子作りに挑戦しました。前回のパン作り後に”小麦粉を使って作れる料理”を調べたところ”餃子の皮”が作れる事を知り、子どもたちから「餃子を作りたい!」と意見が出てきました。
餃子を作る前に何の材料が必要なのか、まずはサークルタイムをして”家の餃子に入れる材料”について話し合いを行いました。”家の餃子に入っている材料”を思い出し発表してくれる子どもたち。その結果、沢山の野菜やお肉の名前が出てきて、餃子作りの話が進んで行きました。話し合いを行うことで、餃子についてのイメージが持ちやすくクッキングもスムーズに進めることができました。
〈サークルタイムの様子〉
ここで、1回目の様子をご紹介します。
餃子作りでは、キリングループとバナナグループに別れて餃子のタネ作り、皮作りに挑戦しました。
1回目使用したタネの材料は、人参、キャベツ、ニラ、豚肉を使いました。全て子どもたちと話し合いを行い出てきた材料です。クッキングの前日は子どもたちと一緒に材料を買いにいきました。
〈買い物の様子〉
〈キリングループ〉
タネ作りに挑戦したキリングループは12名と多かったのですが、子どもたち一人一人が楽しそうに参加していました。野菜を切る際は、子どもが使っても安全な包丁(手に当たっても切れない)を使用しました。きく組の子どもたちは保育園で初めて包丁を使ったのですが、包丁を使った全員が楽しそうに安全に野菜を切ることができました。
餃子の皮は、薄力粉、強力粉、片栗粉、塩、お湯と簡単な材料で作ることができます。
〈バナナグループ〉
皮作りに挑戦したバナナグループは、パン作りの経験からか生地を丸める・伸ばすことがすごく上手でした。ですが、中には難しそうに伸ばしている子もいましたが、その子なりの方法で丸めて伸ばす繰り返し、納得がいくまで挑戦していました。
〈焼く前の餃子〉
〈焼いた餃子〉
続いて2回目の様子をご紹介します。
2回目は皮とタネを作るグループを交代して挑戦しました。
タネの材料として、話し合いの中で出てきたのはニンニクときんぴらごぼうでした。ニンニクは餃子に合うけど、きんぴらごぼうは…と思い、子どもたちに問いかけると「じゃあ、卵は?」「ピーマンは?ジャガイモは?」など新たな食材が出てきました。その為、子どもたちには”餃子に入れたい食材”を2つに絞ってもらい多数決をして決め、多数決で多かった3つの食材を新たに使うとこにしました。
その結果、2回目使うことになった材料は、前回と同様豚肉・キャベツ・ニラの他に、卵・ピーマン・ジャガイモになりました。苦味のあるピーマンを入れるのでどんな味になるのか気にはなりましたが、いざ作ってみるとピーマンの味はせず、食べやすい餃子が完成しました。
〈バナナグループの様子(タネ作り)〉
皮作りのグループは餃子職人が何人かおり、丸く平らな皮を作ることができました。中には、平らにしすぎて破けてしまう皮もありましたが、子どもたちは満足そうに作っていました。
〈キリングループの様子(皮作り)〉
餃子作りの振り返りでは、何が楽しかったのか質問してみることに。私自身、「作るのが楽しかった!」という意見が多いのでは?と予想していたのですが、実際は違いました。
ここで出てきた意見をいくつかご紹介します。子どもたちは何が楽しかったのを思い出し、「焼いてるのを見るのが楽しかった」や「包むのが難しかったけど楽しかった!」など自分たちの言葉で伝えていました。この姿を見て、考える力や記憶力が高まってきているようで嬉しく感じました。
振り返りの最後に次回はどうするか子どもたちに問いかけると、即答で「ピザは??」と意見が。なぜ、ピザが出てきたのかと言うと、前回の小麦粉で作れる料理を調べた際に、小麦粉で”ピザが作れる”ことを思い出した様子でした。なので、次回は子どもたちとピザ作りに挑戦してみたいと思います。今まで色々なクッキングをしてきましたが、クッキングを通して子どもたちが新たにどのようなことに気づき、成長していくか楽しみです。また、子どもたちの日頃の様子をポートフォリオなどでお伝えするので是非ご覧下さい。文責:西野