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2025.06.12

ブログ

運動会に向けて(きく組 3歳児)

運動会まで残り数日となりました!

ゆり組では、保護者の方と一緒に安心して運動会に参加していた子どもたちでしたが、きく組では、みんなで決めた競技を各々で存分に楽しむことをねらいとしました。

運動会に向けて、取り組んできた過程をお伝えします。

サークルタイム(話し合い)

自分で決めた競技に向かって取り組む”主体性”を育みたいという思いから運動会について話し合いをすることにしました。

「運動会って知ってる?」

大人の問いかけにうまく言葉で表せられない子どもたち。そのため、運動会のイメージを共有できるよう、綱引きや玉入れ、バイクレースなどこれまでの運動会の写真を見返してみることにしました。

「運動会で、みんなで楽しく身体を動かしたいんだけど、何をしたい?」

この問いかけに、子どもたちの言葉が減ってしまいました。これまで経験したことややりたいことを運動会に結びつけることこが難しかったのだと感じました。

そこで、写真でみた運動会の競技を実際にしてみることにしました。

玉入れ

ボール遊びを活動で取り入れていたため、まずは玉入れをしてみることに!

高い位置にある籠に玉を入れることが難しく、何度も「できない」と言い諦めていました。

そこで、最初から高い位置を目標にするのではなく、まずは低い位置から入れることを目標に定めていくことにしました。

玉が籠に入る嬉しさを存分に味わうことで、

「高いところに挑戦しよう!」と意気込へと繋がり、それでも入らなかったら次は「投げ方を変えてみよう!」と上投げや下投げを試すなど、諦めずに考えながら取り組む姿も見られるようになりました。

 

 

かけっこ

園庭にでると思い切り走り出す子どもたちの姿から、ゴールをめがけて走りぬける「かけっこ」を行ないました。玉入れはみんなで力を合わせて取り組みますが、かけっこは各々の力をだしきる競技です。

どうしても勝敗に目がいきがちになってしまいますが、速い・遅いに囚われず、「最後まで頑張ったね」「ゴールできたね」など、目標に向かって最後まで走り抜くことへ目を向けた声掛けをし、目標を達成できたという達成感を味わうことでさらなる自信へと繋げられるよう努めています。

そのため、こども達自身も「勝ったー」などの言葉はなく、「走れた!」という嬉しさに満ち溢れた表情を見せてくれています。

 

 

しっぽとり

ゆり組(2歳)の頃から、しっぽとりやかくれんぼなどルールのある遊びを好んで取り組んでいました。今でも、園庭に出るとさくら組(5歳児)やもも組(4歳児)の子どもたちとルールのある遊びを楽しんでいます。

 

サークルタイム2回目

これらの経験を得て、改めて「運動会で何をしたいか?」とサークルタイムをしてみました。

「ボール入れたい!」「走りたい」「しっぽとりしたい」と実際に経験したことで、楽しいと感じたことを沢山発表してくれました。

錦ヶ丘の行事は、日常保育の延長線にあるものと考えています。大人が決めた競技を練習することはありません。今回のように遊びの中で運動会に向けた活動を取り入れ、主体的に行事に参加しています。

初めての運動会に緊張する姿もあるかもしれませんが、これまでの頑張った過程を思いめぐらせながら暖かなご声援をよろしくお願いします。

運動会当日は子どもたちの「できた」の笑顔がたくさん輝きますように。。⭐️

文責 関

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