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2019.08.20

ブログ

園外保育 さくら組もも組 県立博物館

虫や動物、恐竜に興味がある子たちが行きたいと希望し

向かった先は県立博物館!

さまざまな動物、鹿児島の自然や地形などについて

3Dの映像、標本や剥製の展示などを通して

たくさんのことを知ることができました。

プロトケラトプスという恐竜、

かつて種子島にいたというウシウマ、

キリンなどの

実物大の骨の標本もありました。

 

男の子が、キリンの標本をみて

「キリンじゃないよ!恐竜だよ!だって骨だけだもん!」と言っていました。

恐竜の図鑑などから、

骨だけの姿=恐竜の化石というイメージをもっていたようです。

キリンが骨だけの姿となっているのを初めて見たようで、

動物園などで見かけるキリンとは結びつかなかった様子でした。

 

そのほかに子どもたちが興味を持ったのが、

石でした。

一見どこかに落ちてそうな石ですが、

宇宙から落ちてきた隕石と紹介されていて

「空から石が降ってくるの?!!」と、不思議そうな様子でした。

 

またホタル石という岩石を見た子たちも、

照射すると四方に綺麗に光る様子を見て、

「魔法の石だ〜〜!!!!」と大興奮でした。

 

他にも、実際に触れたり匂いを嗅いだり、

音を聞いたりと五感で感じながら

さまざまな体験をすることができました。

 

 

 

 

今回が初めての博物館見学だという子たちがほとんどでした。

少し情報量が多過ぎたかな?とも保育士たちは感じましたが、

帰りのバスのなかで「何が楽しかった?」と聞くと、

「ホタル石が綺麗だった!!」

「動物(の剥製)に触ったら、ふわふわだった!わたあめみたいだった!」

「海の水が入ってないのに、大きな貝から波の音が聞こえたよ!」

「蝶がいっぱい並んでた!!」

とそれぞれ印象に残ったものをたくさん伝え合うことができていました。

 

翌日から少しずつですが、活動の中で博物館での体験が反映された姿があります。

焼き物づくりをしている時間には、

「博物館でみたアンモナイト作りたい!どうやって作ったらいいの?」

という声が数人からあり、iPadで画像を一緒に検索して見ていると

「これが一番博物館にあったアンモナイトに似てるー!」と

作りたいアンモナイトのイメージを膨らましていました。

そして、粘土でどう形をつくるか考え、棒で伸ばしたり叩いたり、試行錯誤していました。

最終的に、後ろのテーブルいた子たちが、ひもづくりという技法でお椀を作っていた

様子にヒントを得て、手で細長く伸ばして形を整えていました。

 

また別の日には、

保育士が顕微鏡を置いていると、

「博物館にあった!」

「けんびきょうだー!」とよく覚えており、

代わりがわりにレンズを覗きミクロの世界を楽しんだりしていました。

今後保育園にあるものを、顕微鏡で見ていく予定です!

 

これで、計画していた全ての園外保育の日程が終了しました。保護者の皆様、早めの登園、水筒の準備等ありがとうございました。

引き続き子どもたちが体験したことを、園内での保育に繋がるような環境づくりをしていきたいとおもいます。

 

 

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