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2023.01.27

ブログ

きく組(3歳児) ルールのある遊び「しっぽとり」に挑戦!

みんなでやってみよう!

3歳を過ぎた頃ぐらいから、ルールを守ることに関心を示し、簡単なルールや約束を理解して集団遊びも楽しめるようになってきます。最近は5歳児がよくしている遊び『しっぽとり』にとても興味を持ち、園庭で友達と真似して遊ぶ様子が多く見られるようになりました。

そこで、朝のサークルタイムで子ども達に「今日はみんなでしっぽとりをしてみたいと思っているのだけど・・・どうかな!?」と提案してみました。すると、子どもたちは「やりたい!!」と目を輝かせとても意欲的!みんなで活動することに決まりました。

しっぽとりのルール知ってる?

遊びの前にしっぽとりのルールについて子ども達と確認をしました。「しっぽとりってどんなルールがあるのかな?」という問いかけに「しっぽを取られたら鬼になるんだよ!」「しっぽを取られたら負けだよね!」と自分達が知っているルールを話してくれました。

初めての活動だったので、ルールは①1回目は鬼役をおとながして、2回目以降は子ども達が交代でする②しっぽを取られたら鬼にはならず座って待つことを伝え活動をスタートしました。

しっぽを取られて悔しい!

1回目はしっぽを取られても遊びの楽しさから泣く子はいませんでした。しかし、繰り返し遊んでいくうちに、「しっぽを取られたくない!」「負けたくない!」気持ちが芽生え、しっぽを取られて泣いたり怒ったりして、自分の気持ちに折り合いをつける事が難しい場面が多く見られました。

その度に「取られて悔しかったね」とおとなに気持ちを受容してもらうことで、気持ちを立て直して繰り返し遊ぶことができました。

今回の活動から、ルールを守る事の大切さを知り、自分の気持ちに折り合いをつけて遊んだり友達と関わりながら集団で遊んだりすることを楽しめたのではないかと思います。

ゲーム遊びや集団遊びは、遊びを通してルールを学びます。また、友達と一緒に遊ぶ体験は人と関わる楽しさやコミュニケーション能力を育てます。

更に、遊びに必要なルールを知り、守って遊ぶことの面白さや楽しさ大切さを知ると共に、ルールが守れない時には遊びが成立しないことを理解したり、みんなで力を合わせて楽しい遊びを進めていくことに満足感や充実感を味わったりします。今後も色々なルールのある遊びを通して子ども達の社会性や協同性の発達が促されるようにしたいと思います。文責:迫田

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