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2022.12.03

ブログ

おばけやしき(さくら組5歳児)

1ヶ月間、子ども達と話し合い、計画を立て、試行錯誤しながら製作してきたおばけ屋敷。

「みんなで1つのものを作り上げる楽しさ」や「保護者の方に見てもらい、作り上げたものへの誇らしさ」など味わえた活動になりました。

▽前回のブログはこちらから:おばけやしきに向けて(さくら組/5歳児)

 

おばけ屋敷当日(10/26)

「おばけやしき、がんばるぞーー!!!」

と、みんなで円陣を組んで気持ちを高め合い、お化け屋敷に臨みました。

一か月間かけて準備を進めてきたお化け屋敷のオープン直前は、「脅かすの楽しみ!」「泣く子いるかな~」とワクワクが止まらない様子でした。

お客さんとして、たんぽぽ組(0歳児)~もも組(4歳児)まですべてのクラスの子ども達が来てくれました。

真っ暗な部屋と怖いBGMで入口から足がすくみ、涙する子の姿も。ちなみに、子ども達の案で、本当に怖くなってしまう子のために「お守り」を作成して配っています。心遣いまで出来るとは、さすが5歳児です。

 

さくら組の子ども達は「ぐわぁ~~~!!」と練習した怖い声で脅かしたり、びっくり箱から飛び出たり、血の付いた人形を足元に投げたりとこれまで考えてきた怖がらせ方でみんなを脅かします。

その仕掛けに、

「こわい~!」「キャー!!」と、お客さんもとても怖がっていました。

その声や姿を見て「怖がってたね!」「やったね!」と、友達同士で喜び合う子ども達。

午後からはアフタースクールやまふぃん、こども園の子ども達も来てくれました。

 

「よっしゃー!本気出すぞー!」と自分より大きい子を驚かそうとより一層、気合を入れて脅かす子ども達。

 

お化け屋敷を通して、年齢・施設を超えた関わりが見られました。

 

また、多くの保護者の方にも来ていただきました。

子ども達は「子どもも大人もたくさん来て欲しい」という強い思いの下、お化け屋敷を製作していました。

大勢の方に来ていただき、とても嬉しく思います。

 

 

お化け屋敷終了後の振り返りでは…

「ベッドが大きくて大変だった」

「怖く見えるように手形をした」

「血が流れるように絵の具をした」

など頑張った・工夫したところとして意見が出ました。

 

最後に嬉しかったことを聞くと、なんと全員が挙手!

1つの議題に対して全員が手をあげることは4月から話し合いをしていて初めての出来事です。

 

それほど全員で取り組んだお化け屋敷への思いが強く、完成できた・やり切った嬉しさや達成感を味わえたのだと思いました。

 

そんな子ども達の「嬉しかったこと」は…

・みんながびっくりしてくれたこと

・たくさんの人がお化け屋敷に来てくれたこと

・予想以上に子ども達がきてくれたこと(来てくれるか心配だった)

・みんなで作って完成できたこと

・みんなで楽しく作れたこと

 

などなど。「みんなで完成できたこと」「みんなで楽しく作れたこと」は、意見として多く出ました。

 

これまでの様々な経験を通し、

活動する中で難しいこともあるけれど、友達と一緒に悩んだり、工夫したりすることでこんなにすごいお化け屋敷が出来た

という大きな経験になったのだと思います。

 

子ども達の「協同性」の成長を感じ、私も嬉しく思いました。

 

【お化け屋敷当日の様子はこちらの動画をご覧ください(パスワードは保護者の皆様へお知らせ配信しています)】

 

さて、現在はフェスティバルに向けて、それぞれがやりたいことのグループに分かれて話し合いを重ねています。

友達と意見が異なることもありますが、その気持ちを拒否するのではなく、お互いが納得できる案を探そうと子ども達も奮闘中です。

 

フェスティバルの様子は次回のブログでお伝えします!

 

文責:田中

 

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