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2022.10.19

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うめ組(1歳児)パン粉の感覚遊び

今回は、パン粉遊びを楽しむ子どもたちの遊びの様子をお伝えしたいと思います。

今回パン粉の感触遊びと運動遊びに遊びの場を分け、少人数ずつで感触遊びが楽しめるような環境にしました。うめ組にとって初めてパン粉に触れ、最初は触るのに遠慮がちな様子が見られましたが、活動が終わる頃にはパン粉の感触に慣れ、遊び込んでいました。

 

最初はパン粉のサラサラとした感触を楽しむため、大きいタライの中に乾燥した状態のパン粉を入れました。最初は不思議そうな表情でパン粉に触れる子どもたちでしたが、一度触るとサラサラの感触が気持ち良く、慣れ始めると手や足にかけて楽しんでいました。

 

10分程経ち、ペットボトルの底の部分を切り取った容器などを子どもたちへ渡しました。容器の中にパン粉を入れて出すという遊びを繰り返して楽しんでいました。入れる・出すを繰り返すことで素材の感触や香りを知っていきます。

素材について十分に知ると、見立て遊びに変化していました。容器にパン粉を入れると「ミルクだよ〜」と粉ミルクに見立てて遊んでいました。この遊びをしていた子は兄弟に赤ちゃんがおり、お家での生活の様子を遊びに取り入れていました。

 

次に、小さいタライに入れたパン粉に水を加えました。段々と塊が出来ていく過程を見る子どもたち。

乾燥した状態のパン粉から弾力のある感触に変化し、子ども達は不思議そうな表情でした。できた塊を大きいタライへ入れると、塊を探し容器へ入れる子や、塊を避けパラパラの状態のパン粉を触って楽しむ子など様々でした。

水を加えた状態のパン粉では、「アイスクリームできたよ!」と見立て遊びをしていました。水を加えるとパンの香りが引き立ち、美味しそうで口に入れようとする子どももいました。

今のさくら組(五歳児クラス)の子ども達が三歳の時、小麦粉を使った感触遊びをした経験から、今年子ども達からピザ作りをしたいという提案があり、ピザ作りの活動を行ったそうです。このように今回うめ組(二歳児クラス)でした感触遊びの経験が子ども達が成長した時、役に立つと嬉しいです!

今回活動でパン粉のさらさらした感触から、水を加えギュニュッとした弾力のある感触を子どもたちなりに楽しんでいました。次回は食紅で色を付け、視覚的にも楽しい活動にしていきたいと思います。中峯

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