6/25(土)に令和4年度の運動会を開催しました。保護者の皆様には新型コロナウイルス感染予防対策にご協力頂きながら無事に開催出来たこと、改めてお礼申し上げます。また、当日はあいにくの大雨で、駐車場から吉野小学校までお子様を連れての移動はとても大変だったと思います。しかし、会場に入ってくる子ども達の表情はみんな期待と自信に溢れたものでした。
中には、緊張の面持ちで心配そうな顔をしている子もいましたが、お友達やいつもの職員の顔を見て、すぐに笑顔になっていました。大好きな保護者の皆様に励まされて、さらに心強かったようです。
今年の運動会は、当日までに各クラスでの競技決めの話し合いと練習を重ねた上で、全クラスでの通し練習を4回行いました。
お隣のこども園のリズム室を借りての通し練習は、雨の中の移動や荷物の運搬など、例年通りスムーズに行うことは難しいものでした。
そんな中でも子ども達は、練習の時からワクワク、ドキドキ、勝っては喜び、負けては泣いて悔しがっていました。通し練習を繰り返しながら、その都度子どもと大人とで出来たこと、出来なかったことを話し合い、競技の精度を高めていきました。大人側も子ども達の期待に応えられるように必死です。
運動会当日
さくら組(5歳児)のバルーンから競技がスタートしました。「学園天国」の曲に合った、明るく楽しい演技を4歳児以下の子ども達も憧れの眼差しで見つめていました。大人もみんな知っているこの曲。時代を超えて受け継がれていくのだなと感じました。
その後は、一気に競技モード。子ども達は練習の成果を十分に発揮していました。
自分達で選んだ競技だからこそ、やる気も十分です。
「負けたくない。勝ちたい。」という気持ちが「がんばりたい」という向上心になり、やり遂げられた達成感が「次も頑張ろう」という意欲へと繋がります。勝ち負けにこだわる子どもの気持ちは受け止めつつ、どんな時でもその子の「がんばり」を認めていきたいと思いました。
子ども自身にとって結果が望んだものでなくとも、「がんばった過程を認める、褒める」ことで、次にまたがんばることができるということは大人も子どもも同じです。
運動会の最後は、給食室の栄養士が心を込めて作った手作りお菓子で1日の頑張りを労い合いました。「ちんすこう」の甘さが疲れた体にすーっと染みましたね。
あっという間に過ぎた一時間半の運動会。「人が本気で頑張る姿」は見ていて心が揺さぶられ、自分のモチベーションも上がるものです。これからも、いろいろな場面で子ども達の頑張る姿に励まされ、自分もやらなきゃと奮い立たせられるのだろうと思います。子ども達の頑張りに、心からありがとうを言いたいです。文責:上岡