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2022.07.27

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夏を味わう!(1歳児うめ組)

6月下旬から30度を超える猛暑が続いていますね。熱中症アラートが毎日のように出ているため、今年の夏は室内で過ごすことが多くなりそうです。

以前植えたうめ組のピーマンが日々順調に、一つ、二つと実っています。

今回は、「味覚で季節を楽しむ」をテーマに以下の内容をお伝えします。

・【うめ組のピーマンをクッキング!】

・【梅酢、すっぱいの顔】

・【スイカ割り?!に挑戦】

 

 

【うめ組のピーマンをクッキング!】

育てたピーマンが実り、前日に子どもたち数人と収穫に行きました。

この収穫したピーマンをクッキング!

使用した材料

・収穫したピーマン

・ナス

・ツナ缶

・塩昆布

・調味料(だし+しょうゆ)

・こめ油

職員がベビーサークルの中に入ることで、子どもたちは安全な距離からクッキングの様子をじっくり見ることが出来ます。

ピーマンやナスを切り、断面を見せると「あか!」「みどり!」「しろ!」と自分なりに感じた色を教えてくれました。子どもたちが実際に見て、野菜の色に気付くこと、知ることが出来ていました。

クッキングをじっと観察する子どもや、絵本を読んで待っている子ども、室内が良い匂いに満たされて「なになに?」と興味を示す子ども等それぞれが自由にクッキングの時間を過ごしていました。

料理が出来上がり、食べてみると

野菜が苦手な子どもも「おいしい!!」と良い反応があり、「おかわりちょうだい!」と子どもたちから賑やかに聞こえてきました!

実際に目の前で料理になっていく過程を見たことや、「ジュージュー」と焼く音、「トントン」と切る音、香る匂い等、五感から感じたことがさらに、子どもたちの「食べたい!」という食欲を掻き立てていたように思います。

 

【梅酢、すっぱいの顔】

栄養士が梅干しを作る為に、梅を干す作業を行うということで、朝のおやつ後、早速その様子を子どもたちと見に行きました。

梅をザルに並べていくのを見て、最初は「なんだろう?」と不思議そうな表情を浮かべるH君。徐々にH君の中で「食べものだ!」と認識し、作業を見ながら「早く食べたい」と口をパクパク。

そのH君の姿から、栄養士から「じゃあ梅酢を飲んでみる?」

梅酢をスプーン一杯分つぎ、H君の口元へ。口に含んだ瞬間、「なにこれ?!すっぱーい」の表情。

H君に続き、子どもたちも梅酢を試飲しました。「すっぱい!」という表情を浮かべながらも、「美味しい!」と酸味を楽しんでいました。

子どもの中には、「うめじゅ!ください」とおかわりを求める姿もあり、梅の酸っぱさの虜になっていました。また、梅酢を飲むことで暑い季節に良い水分・塩分補給になりました。

 

【スイカ割り!?に挑戦】

うめ組でスイカ叩きを行いました。さくら組(5歳児クラス)で見学したスイカ割りの様子や経験を思い出し、新聞紙の棒でスイカを叩いて遊びました。

スイカを叩く前に、まずは触れる・持つという経験を行いました。スイカを囲み、両手で触ってみると「つめたーい!」と大喜び。事前に冷蔵庫で冷やしていた為、ひんやりした心地良さを手の平で感じていました。大人が支えながら、実際にスイカを持ってみることに。思っていた以上のずっしりとした重さに、「おもたい……」と驚いている子どもの姿もありました。

 

スイカもその場で切り、黒い種がいっぱい詰まった「赤い」断面を見てから食べました。

口や洋服に汁をいっぱいつけながら、美味しそうに頬張っていました。

切った状態のスイカや、絵本で見たスイカではなく、実際にスイカに触れたり見たりすることで「冷たい」や「つるつる」した触り心地、「スイカってこんなに重いんだ!!」という感覚から、子どもたちがスイカについて気付き、知ることが出来る機会となりました。

食べることが大好きな子どもたち。今後も、季節ならではの食を通した経験が出来るよう計画しています。(文責:松添)

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