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2022.03.28

ブログ

うめ組(1歳児クラス)の一年間

 うめ組(1歳児クラス)で過ごす最後の1ヶ月となりました。

初めは、友達との関わりが分からず、言葉にできないもどかしさから友達を噛んで自分の思いを伝える姿(成長する過程にてみられる行動です)がありました。しかし今では友達が涙していたらヨシヨシと優しく撫でたり、「なんで泣いてるの?」と話しかけたりと寄り添う姿が多く見られるようになりました。

また、活動中、各々で遊んでいた子どもたちが、最近は友達の存在を気にしながら「Aちゃんどこ?」と大人に問いかけたり、2人乗りの三輪車に一緒に乗ったり、押してあげたりなど、人と関わりながら遊ぶ楽しさを少しずつ知ることができた一年になったと思います。

 

 

 

成長した子どもたちの様子を一部お伝えします。

① 雲梯にぶら下がることができたYちゃん。その様子を見ていたAちゃんは自分も挑戦したい!という意欲へと繋がっていきました。実際に挑戦するも難しく…。その様子を見て、Yちゃんが体を支えて援助してくれました。

Aちゃんにもこの喜びを感じてもらいたい!というYちゃんの気持ちの優しさと、Aちゃんのできた!という達成感から自信へと繋がることができたことに2人の大きな成長を感じました。

 

② ボールが大好きなRくん。たんぽぽ組(0歳児)の頃から、お兄ちゃんお姉ちゃんがボールで遊んでいる様子をドア越しに眺める姿がありました。1歳になった初めの頃は、ボールを持つだけで満足していたRくんでしたが、今では足で蹴りながら前に進んだり、友達とパスをし合うなど、自分が思うように体を動かすことの楽しさを存分に味わっています。そして、自然と友達と遊ぶ楽しさも知ることができていきました。その様子を見て、友達もボールに興味を示し蹴ったり投げ合ったりと、友達との関わりが多く見られるようになりました。

 

保育所保育指針による「人間関係」では、保育士や友だちとの信頼関係を基盤として、人との関わり方を身につけ、自律心を養うことをねらいとしています。

一年を通して、子どもたちは人との関わりの中で喜びや悲しみを知り、時には共感しながら相手の立場になって考えられることが、できるようになりました。
 

 これからも、まだまだ沢山の成長がある中、その一瞬一瞬の成長に携わり、支えていけることを嬉しく思います。来月からはゆり組(2歳児)へと進級。今では沢山の言葉を発することを楽しんでいるうめ組の子どもたちが、どのようなお兄ちゃんお姉ちゃんになるのか私たち職員もとても楽しみです。今後も保護者の皆様と一緒に子どもたちの成長を感じていけたらと思います。
 

1年間、沢山のご協力ありがとうございました。文責 関

 

 

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