お知らせ
2021.12.20
ブログ
餅つき会
12月3日に保育園で餅つき会がありました。今年は、各クラスごとに餅をついていきました。
餅つきの由来は…?
餅つきは、「鏡餅を作るため」と「お正月に食べる餅」を作るために行います。また鏡餅には、お正月に訪れる神様である歳神様が宿るとされ、「昨年はありがとうございました。今年も1年よろしくお願いします」とお祈りをします。この鏡餅を準備するための餅つきは古くから行われており、奈良時代には神社に鏡餅がお供えされていました。一年を見守ってくださる神様に捧げる餅なので、餅つきは大切な行事とされていたそうです。
餅つきで使った道具
・杵(縦杵、横杵(大人用・子ども用))
・うす
・餅(2キロ)
うすは前日にさくら組の子ども達に、うすを運ぶところから洗うところまでお手伝いをお願いしました。洗っている間も「明日は餅つき会だよね」「いっぱい食べるんだ」など口々に思っている事を教えてくれました。
当日は子ども用の杵を使って子ども達に餅をついてもらったのですが、杵の重さに驚く声や表情を見せてくれていました。
~餅つき会の様子~
今回は、各クラスごとに餅つき会をするということで、前もって室内でもち米の試食と餅つき会が園庭であることを担任より伝えてもらいました。
園庭での餅つきは、3~5歳児クラスを対象に園庭で行い、3歳未満児クラス(1.2歳児)には、もちつきグッズでの餅つき体験をしてもらいました。
3歳未満児クラスの子ども達は、室内で餅つき体験をしていたからか、園庭で行っている餅つき会を興味津々の様子で見ていました。
各クラス15~20分程を予定していた為、10名程の子ども達と、見学に来ていた3歳未満児クラスの子ども達数名も餅つき体験をすることができました。
お友達が餅をついている間、「よいしょ!よいしょ!」と職員と一緒に掛け声をし、自分の順番が来ることを楽しみにしている子ども達。名前を呼ばれると嬉しそうに近づく子や少し恥ずかしそうに近づく子など様々でした。
餅つき会が終わると、ついた餅で鏡餅を作りました。鏡餅作りでは、「どうやって作るの?」や「私やりたい!」など積極的に保育士に伝えてくれました。
給食では、3~5歳児クラスは実際に給食室で作った餅に各クラスから出たトッピングを自分で選び、餅につけて食べました。
…トッピング…
・りんごジャム ・いちごジャム ・のり佃煮
・あんこ ・梅肉 ・醤油
・バター醤油 ・きな粉 ・のり
給食では、保育士が小さくちぎった餅を子ども達に丸めてもらいました。丸め終わるたびに、保育士や友達に見せていました。
特に人気があったのは、いちごジャムときな粉でした。 好きなトッピングを自分で選ぶことができたからか、子ども達は何度もおかわりをして嬉しそうに食べていました。
誤飲による事故の危険性を考え、3歳未満児クラスはもちの試食はありませんでした。しかし、一緒にもちつきの様子を見ることができ嬉しそうでした。
食育の行事を今後も大切にして、1つ1つの行事の由来など子ども達に伝わりやすい方法で伝えていけたらと思います。また、食育を通して食べることの大切さや食に対する興味を更に広げられたらと考えています。 文責:西野