お知らせ
2021.12.14
ブログ
最近のたんぽぽ組(0歳児)
フェスティバルへのご参加ありがとうございました。子ども達の半年の成長をお伝えできて嬉しかったです。保護者の方から「こんな時期もあったな〜」「こんなに体重大きくなってたんだね!」「いつ歩き始めたっけ…?」とたくさん成長を感じる言葉が聞けました。0歳の成長が激しいこの時期。小さな成長も、このような形でお届けできてよかったです。
最近のたんぽぽ組の子ども達は、お友達と関わることがぐんと増えてきました。お友達に近づきギューとする子。そしてギューが嬉しくて笑っている子。自分も他のお友達にギューとしにいく子。なんだか全てが微笑ましい光景です。
4月からお伝えしていますが、0歳後半〜2歳にかけて噛みつきが多くなってしまいます。
なるべく未然に防げるよう気を付けていますが、集団生活の場ということで噛みつきがおきることもあります。
なぜ噛みつきがおきるのでしょう?理由として2つ挙げられます。
①言葉を獲得している時期だからこそ。
子ども達は、嫌な気持ち・悔しい気持ちを言葉で表せず行動で示します。その行動のひとつが、噛みつきです。
②なんでも口で確かめる時期。目の前にあるものを口で確かめる。
口に入れて確かめる時に、噛み付いてしまうことも多々あります。たんぽぽ組の子ども達も、5〜7月頃、お友達への興味が出てきたために噛みつきが多かったですが、そのあと落ち着いていました。
しかし、最近になってまた噛みつきが増えてきたように思います。5〜7月は友達への興味からの噛みつきでしたが、今回は違うように思います。友達と関わるようになり、その中でのトラブルの中で「やめて!」という気持ちからくる噛みつき(①の理由)のように見えます。
保育士からの目線では「お友達と気持ちをぶつけ合うようになったの」と成長を喜ぶ場面でもあります。しかし、オモチャが使いたくてガブリ。気を付けて見守っていますが、集団生活の場ではどうしてもおきることもあります。
行きたいところに友達がいてガブリ。噛まれてしまったらもちろん痛いので、注意して見守らなければなりません。しかし、噛んだ子にも理由があります。「(オモチャ)貸して!」が言えずにもどかしい気持ち。「少しどいて!」が言えずにモヤモヤする気持ち。噛んでしまった子の背景をしっかり見て代弁してあげます。(「貸して欲しかったね」「そこを通りたかったんだよね」等)
子ども達の関わり成長の中で出てくる噛みつき。私たち大人が間に入り、噛みつきがないように、子ども同士関わらせないようにしてしまうのはとても簡単です。しかし、友達との関わりの中でそれ以上にたくさんのことを学んでいます。噛んでしまう感情の変化を感じ、受け止めつつこれからも過ごしていきたいです。
文責 春成