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2021.09.24

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たんぽぽ組〜運動発達からみる成長〜

 入園から半年近く経ち、子ども達の成長著しい場面をたくさん目にします。今回は0歳児の身体の運動発達の面からの成長について日頃の遊びを通してお伝えします。

 天気が良い日は体調を見ながら出来るだけ戸外へ出て遊べるようにしています。子ども達も外で遊ぶと身体や気持ちの解放感もあり、給食の進みも良く入眠へと繋がります。

【室内では】

 雨の日でも室内で身体を動かして遊べるようジャングルジムは常設し、これにテーブルの足を片方折りたたみ設置しています。

 

テーブルは普段おやつや給食で使用、足を掛けてテーブルに登る子もいますが、その際は保育者が「今は登らないよ、降りようね」と声をかけます。ジャングルジムにセットし滑り台にするとハイハイや立って登り降りを楽しむ姿が見られます。

くぐったり更に上へ足を掛けて登ろうとする姿も見られ、このジャングルジムを使って膝を曲げて身体をかがめ、トンネルのようにくぐったりする動きも自然と遊びの中で行われています。

時には、マットや凹凸のある黒いアダプベースといった装置を追加すると、子ども達の好奇心は刺激されハイハイや歩きで全身を使っています。

 

 

寝返りやハイハイといった赤ちゃんの動きは、この時期に思い切り繰り返し、「運動刺激」「運動量」が充分に確保されると今後思い通りに自分の身体を操作出来るとの事でした。(6月に行われた竹原先生の園内研修より▶園内研修「リトミックの動きから見る運動発達」

【戸外では】

「お外で遊ぼうね」「帽子被ろうね」の声に園庭へ繋がるドアを開けると歩きやハイハイで自らの意思で戸外へ向かいます。

自ら向かっていく意欲を大切にしたいきたいと思う瞬間です。秋の自然を全身で感じながら遊び、自分の好きな場所や好きな遊びへ自ら向かおうとする等、発達と共に周りに目を向け活動範囲を広げていく姿があります。

 

 

 

 

○築山を登り下りする

 

足の裏で感じるデコボコ感や砂のザラザラした感触を味っています。

 

 

 

 

 

 

○タライの水・泥・砂場で遊ぶ

迷わず触れようとする姿…泥の面白さを知っているからこそ、「もっと触りたい」と感じるのでしょう。

感触の遊びを継続的に取り入れ、水・絵の具・氷と様々な素材に触れてきた中で指先から手・足と少しずつ感触を味わう範囲を広げていきます。

夏の遊びをたくさん楽しんできました。もう少し涼しくなり、近所へ散歩に出かける日もそう遠くはなさそうです。

文責:大迫

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