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2021.03.24

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パパ検定の動画を観て思ったこと

 

年明けごろ、「パパ検定〜世界一簡単な問題です〜」という動画が話題になっていました。 

パパ検定とは

「パパ検定」とは、家事・育児を男性の家事や育児などへの参画について、パパ個人だけでなく、男性個人だけでなく男女問わず職場や地域などにおける理解を促進するために、長崎県の制作したもので全10問から成っています。

この動画を観て、私は2つの事を感じました。一つは回答の仕方が斬新!ということ、もう一つは長崎県の作成意図とは外れますが「パパ」の部分を家族(ママ、おじいちゃん、おばあちゃんなど)に置き換えても面白そうだということです。

大人は子供へはよく「お名前は?」「何才?」「何組さん?」「今日は保育園で何したの?」などを訪ねます。しかし、大人から子供へ最近の出来事を話したり、自分の自己紹介をすることってあるのかなと私も考えさせられました。今年はコロナ禍いう状況もあり、かけがえのない家族との過ごし方について改めて考えたという方も多いようですが、このように難しくないシンプルな会話の中から、自分もまた日々寄り添い見守られていることを感じ、ほっこりとあたたかい気持ちになりました。

「寄り添い・見守り」を感じる

「命・人」そして「自然(場)」の関係性には、様々な場面があります。保育園もまた「命・人」が集う場の一つです。保育園には子供を中心にたくさんの「命・人」が集まっています。保育園の主役である子供たちも立派な「命・人」、「寄り添い・見守り」の力を持っていることを、0〜1才のたんぽぽ組の子供たちと過ごす中で日々実感しています。



たんぽぽ組では、たくさんの感覚体験や遊びをしてきました。手づかみ食べ、手遊び、絵本、わらべ歌、クッキング、戸外では裸足で地面を踏み、園庭を思い思いにハイハイし、砂や水や泥んこ遊び、四季を感じながらの散歩等々、子供たちの5感は初めて尽くしのフル活動だった事でしょう。

私事ですが、初めて保育の場に身を置きようやく1年が過ぎようとしています。入職当初は何がわからないかも解らず「本当に危険はないのかしら?」と内面は不安と緊張で、私の5感もフル活動でした。もしかしたら保護者の皆様の中にも、似たような思いをされたことがあったかもしれません。

しかし、知識とスキルを持ってドスンと構えた頼もしい先輩保育士らや、一瞬一瞬を素直に表現してくれた主役の子供たちと共に喜び納得していくことと並行して、私の過剰なドキドキは癒されていきました。「本当に危険はないか?」という保育と看護の視点は持続したいと思います。

保護者の皆様には、子供たちの様々な初めてのチャレンジを暖かい目で「寄り添い・見守り」をして下さり、心より感謝いたします。皆様が連絡帳や会話の中で子供たちの家庭の様子や成長を伝えて下さったことで、本当に助けられました。


たんぽぽ組の種は、うめ組へ飛び立ちます!
進級しても、初めてのチャレンジは続きます!
その子なりのペースで、心身のびのびとたくましく成長してほしいと願っています。

看護師 大木

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