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2020.11.17
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本日のメニュー☆11/17~松茸ご飯~
今日のメニューは“松茸ご飯”“野菜天ぷら(かぼちゃ、なす、ピーマン)”“車麩のすまし汁”でした。
『秋の味覚』の中でも、貴重で高級な松茸。人工栽培ができず生育条件も厳しいことから収穫量は限られます。国産の物は特に貴重で、様々な地域から輸入して賄っています。また、松茸をこれほど珍重しているのは日本だけで、欧米では松茸の香りは好まれないそうです( ;∀;)
年に一回程度ではありますが、保育園でも松茸を使用した給食を出します。松茸の特徴でもある香りを最大限に活かすためにぬらした布巾で丁寧にふき取り、包丁ではなく手で割きます。
細かい作業ですが、松茸を一番おいしく食べてもらえるよう丁寧に行います。かつお節でだしを取り、薄く調味します。炊飯器に白米(普段は五分づき米ですが、きれいに仕上がるよう白米にしました。)と、薄く切った人参、油揚げ、松茸を入れ調味液とだしを入れます。
開けた瞬間に香りがフワッと広がり、言葉では言い表せない高級な香りがしました✨私自身もこれほど贅沢な松茸ご飯を見たのは初めてでした!
珍しい食材を取り入れた時の不安、子ども達は食べてくれるかな…… そんな心配もありましたが、よく食べていました!クラスで『今日は松茸だよ』と大人が声を掛けていたので、子ども達にも『何か特別な物』というイメージがついていたのかもしれません。おかわりにも来て、好評でした。
今日のポイントは松茸だけではありません!車麩のすまし汁も普段とは一味違います。おかずが野菜天ぷらだったので、天ぷらの前に車麩を素揚げします。少し色ずく程度にさっと揚げますが、このひと手間で味と香りが全く違います。油で揚げることでうまみが増し、汁全体に広がります。エノキとみつ葉と揚げた車麩。とても上品なすまし汁に仕上がりました。