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2020.11.26

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少人数散歩〜ゆり組〜

最近、ゆり組のお部屋にミニカーを持ってきました。

最初は童具で遊んでいる途中でミニカーを出してみると、保育園で初めて見る玩具に大興奮の子どもたち。童具を並べて駐車場に見立てて遊ぶ姿や、特に男の子たちは遊び慣れているようでミニカーを走らせていました。

次に私たちが手作りした道路を置いてみるとその上を順番になって友だちと走らせていました。その姿を見て、実際に子どもたちと散歩に出掛けて信号や交通ルール、車が走っている様子を見せてあげたいと思い少人数でお散歩に出掛けました。

今回は誕生日順に4グループに分かれて散歩に出掛けました。少人数ということもあり、落ち着いた環境の中で保育士や友だちと会話を楽しみながら散歩をする姿が見られました。

信号を渡る時に「今赤信号だから渡れないよ。青色に変わったら渡れるから教えてね!」と伝えるとじっと信号を見つめて「青になったよ!」と教えてくれ渡る時には車がこないか確認しながら手を挙げて渡っていました。

また公園付近の車通りが少なく安全なところで、お散歩リングをなくして友だち同士で手を繋いで歩いてみました。お散歩リングがないことでどちらかに偏ったり、互いのペースが合わなかったりと苦戦する姿も見られましたが、少しずつ相手のペースに合わせようとしたり、前を歩いている友だちに当たらないようにスピードを緩めたりと相手を意識しながら自然と相手を思いやる感情が育っていくのだと感じました。

道中、地域の方々と会って挨拶をしたり、パトカーやバスが通ったりと園内では味わえない刺激がいっぱいでした。

公園でものびのびと体を動かし、大きなすべり台を滑ったり走ったりと子ども達もリフレッシュ出来たのではと思います。

ある日、室内でブロック遊びをしている時にRちゃんが赤黄色青のブロックを繋げて「ほら!信号みたいでしょ。青になったら渡れるんだよ!」と教えてくれて実際に自分で経験したことが遊びの中でも自然と表現したり、ルールなどが身に付いていくのだと実感しました。

この経験を生かしながら、今後子どもたちと一緒にミニカーを走らせる道路作りに繋げていけたらと思います。

文責:福田

 

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