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2020.11.04

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知識はお守り

 

109() 性教育オンライン講習を受講しました。受講者は、保育園より2名、お隣のこども園から1名、まふぃん上之園より1名。

講師はとにかく明るい性教育(パンツの教室)インストラクターの里村緑さん。2時間はとてもあっという間で有意義な時間であり、子どもたちの将来を守るため、子どもたちへ性教育を楽しく丁寧に教える大切さを学ぶことができました。

 

講義の内容は、以下2点を重点的に学びました。

・性教育をどのように考えるか

・性犯罪、性のトラブルからどう守るか

里村さんは、お隣のこども園の保護者の方でもあります。講義内容に興味のある方は、ぜひぜひこちらのページ「パンツの教室」からご覧ください。

 

さくら組の保育室には、性教育関連の本を準備しています。講義を受けて、絵本を通して性の話、命の話、プライベートゾーンについて話をする時間を改めて設けました。

 

「あかちゃんってどうやってできるの?」

 

子どもの80%が5才までに抱く疑問と言われているようで、聞かれたとき大人が正しい知識を教えることで子どもの将来を守る、その子のお守りとなるそうです。

 

性教育は中学生の頃授業を受けた記憶があり、今回の講義を受講する前はなんとなく話しにくいといった印象を持っていました。

また、保育士として幼児期の子どもたちに伝えることへの難しさ、幼い子ども達にはまだ早いのでは?と言う気持ちが正直ありました。

 

しかし、講義の内容を通して、大人が恥ずかしがらずに性教育は大切な事、として伝える気持ちに変わりました。

絵本を読みはじめると、はじまる前は笑っていた子も真剣な表情へと変わり、大人が思っている以上に純粋に聞いてくれるこどもたち。

 

読み終わると

「あかちゃんって最初はあんなに小さいんだ!」

「私たちもこうやって生まれてきたの?」

と素直な感想や

「わたしのからだとこころはわたしのもの。」

今後の友達との関わり方を考える声もきこえました。

 

今回、講義を受けた上で丁寧に伝えることが出来て良かったと思いました。

今後も、子どもたちが興味を持っている身近な生き物、虫などの交尾の話などを通して命のバトンの話をしたり、

性の多様性を自然に受け入れられるような関わりを増やしていきたいと思います。

文責:市来

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