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2020.05.19

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本日のメニュー⭐︎5/19

今日のメニューは“初ガツオのガーリックバター”“切干大根の信田煮(しのだに)”“さつま汁”でした。

初ガツオのガーリックバターは、魚に下味をつけて小麦粉をまぶして焼いて、ガーリックバターソースをかけました。にんにくと生姜を炒めて、醤油、酒を入れて調味して、伸ばすために信田煮で余った出汁をいれました。その中でバターを溶かして、小葱をいれます。バターのコクとにんにくの香りが際立ちました。また、出汁も使用することで味に深みがでました。

切干大根の信田煮の“信田”と言う言葉は、油揚げを使った料理全般に使用します。なので、今日の煮物は切干大根と揚げの煮物でした。私たちが呼び慣れている“きつねうどん”“いなり寿司”なども油揚げを使った料理ですが、関西では“信田うどん”“信田寿司”と信田をつけて呼ぶことが多くあります。油揚げの中に野菜を詰めて煮る料理も“信田巻き”と呼ばれています。

煮物の時には、いつも出汁を贅沢にとって使用しています。今日も、カツオ節から濃い目に出汁をとって煮ました。保育園では、料理に合わせて出汁を変えています。

今日のおやつは“かからん団子”でした。かからん団子は鹿児島の郷土料理で、かからん葉でらくるんでいるおやつです。かからん葉は、“サルトリイバラ”という葉っぱで、手で触るとトゲがささります。そのため、その葉っぱを“触らない”という言葉を鹿児島の方言で“かからん”と言うので、“かからん葉”と言われるようになったというせつがあります。

また、かからん葉には殺菌作用があり、団子もその作用で傷みにくいと言われています。かからん団子の呼び名も、“かからん”は“病気にかからん”という意味合いにも取れることから、縁起物としても重宝されています。

保育園でも、手作りをしています。塩茹でしたかからん葉を頼んで、団子を丸めて包んで蒸しました。

団子の甘さと、葉っぱの塩味がマッチして美味しくできました!子どもたちも上手に皮をむいて食べていました✨

 

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