お知らせ
2020.05.16
ブログ
ゆり組 お誕生日会
GW明けも元気に登園してきてくれたゆり組さん。久しぶりにみんなの笑顔が見られてとても元気をもらいました。
今月、ゆり組では3人の友達の誕生日会をしました。
ゆり組の誕生日会は、進行表を作っていて1つ1つ終わるごとに子どもたちが視覚的に見て分かるようお花紙で作った花をつけていきます。
主役の子は保育士と共にみんなの前に‼︎
普段ここまでみんなに注目されることもないのでとても恥ずかしそうにしながらも大好きなお父さんお母さんが見てくれていることもあり、恥ずかしさの中にも自立した子どもの姿を見ることができます。
祝っている友達もしっかりと壁に沿って座りながら一緒に歌を歌ったりともうすぐ私もするんだ!とわくわくした様子でお祝いをしています。
最近遊びの中で子どもたち同士の言葉での伝え合いがよく見られていることもあり、保育士や子どもたちから質問をして答えてもらう「質問コーナー」を作りました。まずは保育士がお手本で「◯◯ちゃんはどんな遊びが好きですか?」と質問してみるとうーんと考えながら「おままごと」。「次はお友達から◯◯ちゃんに聞きたいことある?」と問いかけてみると数人の手があがりましたが、いざ質問するとなるとなかなか言葉に出来なかったりと恥ずかしそうに立ち尽くす様子も見られました。質問してみようとする子どもに寄り添い声掛けをしていると「何色が好きですか?」としっかりと自分の言葉で相手に伝えることができました。また、最後の写真撮影では当日誰と撮りたいかを聞いて撮影しています。「お父さん。お母さん」と言う子もいれば「お友達の◯◯ちゃんと」と自分の思いを言葉にして伝える姿も見られました。
子どもたちは遊びの中で、友達の存在に気付き関わる中で主体的に学び身近な友達へ興味を持ちます。関わることで安心感や信頼感をもち言葉のキャッチボールが出来ており、子どもたちの成長を感じました。保育士も子どもと一緒に遊ぶ中で応答的な関わりをし、聞く・話す楽しさを味わってもらえるようにしています。
保護者の皆様からも保育園での様子を見ることができたり、写真に残す事ができるから嬉しい!と言って下さるお声もあり、私たちも家庭でのお子様の様子を伺ったりと普段時間がなくなかなかお話出来ないことも誕生日会の日はゆっくりとお話できるのでとても嬉しく思います。
誕生日会は、子どもたちにとってみんなからお祝いをされるという特別な1日。保育者のねらいとして、たくさんの友達から祝われる喜びを知り、また同じように友達を祝う大切さを知ってもらう。
子どもたちに寄り添いながら皆様が1日ハッピーに過ごして頂けるよう今後も誕生日会をしていけたらと思っています。
福田