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2020.02.29

ブログ

0歳児 少人数での散歩・トラブル

★少人数での散歩

暖かく春らしい気候になりましたが、新型コロナウイルスがとても心配です。手洗いうがいに努め、十分な栄養と休息に気を付け免疫力を高めていきたいものです。

小学校・中学校のお子さんがいらっしゃるご家庭も大変でしょうが、この事態が収束に向かうことを願うばかりです。

 

暖かい日にいつもはベビーカーに乗っての散歩でしたが、先日は子ども3人保育士は2人で少人数での散歩に出かけました。

 

最初は、不安から抱っこを求める子もいましたが、自分の足で歩くことはワクワクドキドキ????するようで、安心するといつの間にか…抱っこから降りて、自分の足で歩く楽しさ・心地良さを感じていたようです。

もちろん車は通ることが出来ない道なので安全は保証されています、道中には菜の花・ジンチョウゲ・梅の花と、目や鼻をくすぐり春の訪れを感じさせてくれます。

 

 

友達が一緒だと冒険やチャレンジ探究心がくすぐられ、ちょっと寄り道もしたくなります????

ベビーカーに乗って見ていた世界とは、また違います。

普段保育園の庭で様々なものをよじ登り、逞しく遊んでいるので自然と体を確認したくなるのでしょうか。

途中でネコ????が日向ぼっこうをして子ども達を見ていました。それに気付いた子が『おはよう!』と話しかけていました。

散歩では、園内では経験できない出会いや刺激が気持ちや身体を解放してくれます。

歩いていてすれ違う人が話しかけてくれたり、子ども達なりに自分が住んでいる地域を知り社会性を育みます。道の歩き方や道路のゴツゴツや起伏を感じ、自分の足で歩くバランスや感覚を知ります。そして出会う自然事象に目や心を動かされます。

そして自分で歩いて行った公園は、いつもより満足感でいっぱいの表情で遊んでいました。

またこのような機会を作り少人数で散歩に行き、子ども達の足腰を逞しく、社会性を拡げ探求心をくすぐるような機会を作っていきたいです。

 

★0歳児のトラブル

一人遊びの世界から友達を意識するようになってきた、たんぽぽ組の子ども達。意識して笑い合ってもオモチャはまだ自分だけでの物!そしてもちろん友達が遊んでいるオモチャも自分の物にしたくて取り合うことも多くなりました。でもこの経験が大切です。

思い通りにいかなくて悔しい気持ち、怒る感情、自分の物にできた時の嬉しい気持ち、全て集団生活だから経験できる感情です。

私達もその都度、「遊びたっかたね。」「悲しかったね。」「よかったね。嬉しいね。」とその子の気持ちを代弁して、悲しい・嬉しい気持ちを受容します。

受容されることで子ども達も自分の気持ちに徐々に折り合いをつけ、安心しながら自分の気持ちを立て直そうとします。まだまだ、そんな簡単にはいきませんが、たくさん泣いて怒って気持ちを発散しています。

この日はあえてボールが3個しなかったので、子ども達が5人いる中で出してみました。

時には、こちらからあえて少ない数を出して、子ども達の感情を動かす仕掛けをしてみます。

 

 

自分の気に入ったボールを2人で取り合っています。お互い力ずくで取り上げようと、逞しく立ち向かっていました。

子ども達の本能です、そのボールがただただ欲しいのです!!

 

ボールを手にした子も取り合った子が追いかけてこないか、必死で逃げます。

ボールの取り合いを見ている子もいます。

まだ「交代交代使おうね」や一緒に遊ぼう!が難しい年齢ですが、このような経験を通して一緒に遊ぶ喜び、友達と遊ぶと楽しいね!と思う気持ち、ケンカできる人間関係の基礎など0歳児のトラブルの中で身につけていきます。

でもトラブルばかりではありません、楽しいことがあるといつも近くには大好きな友達がいてくれ、一緒に楽しいね!と共感してくれる大人がいます。このような心のこすり合いを経験して逞しく生きてる子ども達がとても頼もしいです。

乳児リーダー:中島

 

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