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2019.09.19

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保護者説明会

10月から幼児教育無償化・給食費実費徴収が始まります。本園では9月中、3回に分けて保護者説明会を行います。9月14日(土)は、給食試食会と共に保護者説明会第1回目を開催しました。そして午前中は川添まり子さんを招いての育児講座。盛りだくさんな1日となりました。

育児講座 「健やかな体と心を育む子育て~発育発達とペップトーク~」前期まで錦ヶ丘保育園運営母体塔ノ原福祉会の理事を務めてくださった川添まり子さん。中学校の体育教諭としてばりばり!指導をしながら3人の子育てをしていたころの仕事と子育ての両立の難しさ・・などご自身のお話も盛り込みながら参加した約30名の保護者の方をぐいぐいお話に引き込んでいました。

お子様の健やかな成長のためには心と体と両方が大事。そして、「ダメダメ!」と否定語を使うのではなく、ポジティブな声掛け、やる気にさせる声掛けを工夫することで、大人も子供もハッピーになれますよ!というお話でした。当園の保育士も、否定語ではない言いかえの言葉、注意するようにしています。「もっとじっくり話が聞きたかった」「個別の相談がしてみたかった」などのお声が聴かれました。

 

給食試食 入園前の説明会や、園のしおり、日々のブログでも何度もお伝えしておりますが、当園の給食にはいろいろなこだわりがあります。大きく分けると①食材、②調理法、③提供方法の3つです。塔ノ原福祉会の理事長堂園晴彦は医師で、長年「病を食事で治す」を掲げています。味覚が育つ幼少期だからこそ、そして、ミルクから離乳食を経て大人と同じ食事になり体の基礎が完成する幼児期だからこそ、保育園では安全で健康な食事をということに数十年前から取り組んでいます。お米は、出水で生産された低農薬の合鴨米を五分つきにして、そこにミネラル分を補うための雑穀を混ぜます。皮ごと調理する野菜は無農薬の物を取り寄せます。卵も平飼いの餌にこだわった農家さんのもの。その日の朝とった出汁で給食を作ります。

試食会では、その日の給食に加え、出汁2種類の試飲(味噌汁はイリコ出汁でとり、試飲は枕崎から取り寄せる鰹節+昆布出汁、南州農場のベーコンでとった出汁)や、アレルギー対応食、離乳食3期分、そして日々使用している食材・調味料を展示しました。できるだけ無農薬で産地が分かるものを使用しているため価格は量販品の1.5~2倍です。園の給食で使用するベーコンやウィンナーは添加物がほとんどなく、豚の飼育から加工までを自社で行う南州農場さんの物を使用しています。当日は南州農場商品の試食や、製品説明もありました。その説明の中に出てきた言葉「私たちの体は、食べるものでできている」当たり前ですが、わが身を振り返ってみると、ぐっとくるものがありますね!

保護者説明会10月からの消費税増税に伴い、保育園の3-5歳児クラスの「保育料」が無償化されます。少子化対策が表立ってその理由と言われていますが、もう一つ「生涯にわたる人格形成の基礎を培う幼児教育の重要性」を踏まえての制度化です。(内閣府の資料はこちらからどうぞ)来年度から小学校の教科書も変わり、大学入試も変わります。以前より何度もお伝えしている通り、暗記型・一つしかない答えを求める教育からの脱却を迫られる日本の教育界です。

幼児教育もその教育改革のうねりの一部であり、本園でも20年後に成人する園児たちに今私たちができることはなにか?と問い続けながら保育や知識のアップデートを行っています。社会が変わるのに、「今までとおなじ」保育でいいのか?という視点から様々な変革を行ってきましたが、本年度は「発表会」の在り方についても根本から考え直し、昨年からの流れを汲んでさらに内容が変わる予定です。

諸外国では「人生の始まりを力強く Starting Strong」というスローガンを掲げて幼児教育の質の向上に取り組んできました。本園でも、お預かりしているお子様たちの生涯に関わる幼児教育施設なのだと自負して、質の向上に努める所存です。説明会では実費徴収の金額とその根拠、吉野地域の区画整理の動向などの説明のほか、本年度の発表会の日程変更とその理由、発表会がどのように変わるのかもご説明いたしました。詳しい内容については、直接お伝えしたいと思いますので、2回目、3回目にご参加の保護者の方はもうしばらくお待ちください。(副園長 堂園)

 

 

 

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